愛知県名古屋市昭和区 八勝館
Hasshokan, Showa-ku, Nagoya city, Aichi
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August 7,2022 大野木康夫 source
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所在地 愛知県名古屋市昭和区広路町石坂29
【国指定文化財等データベースから引用】
八勝館は,名古屋市街東方の丘陵地に所在する料亭である。明治時代中期に材木商柴田孫助の別荘として建設され,明治時代後期からは料理旅館を営業した。その後も建物を整備し,戦後は愛知国体への天皇行幸に備え,昭和25年に「御幸の間」が堀口捨己によって建設された。
起伏に富む疎林に建つ各棟は,明治期に遡る希少な数寄屋の別邸建築を基盤として発展したもので,良材を駆使して多様で優れた和風意匠が集成される。また戦後の堀口の設計部分は,直線的構成や色鮮やかな建具など,伝統意匠と現代建築の統合を目指した堀口の理念を体現して価値が高い。
八勝館は名古屋市東部、八事興正寺の門前に位置する昭和区の広路町にある高級料亭です。
料亭の建物のうち9棟が重要文化財に指定されており、季節ごとに料理付きの見学会を開催されていますが、なかなか参加できないので、今回は公道から見える範囲で撮影を試みました。
正門(重要文化財)
明治後期の建築
木造、桁行一間、梁間一間、茅葺及び桟瓦葺
料亭本体の北、飯田街道に面して建っています。
部分撮影
西土塀(附指定)
西門(重要文化財)
明治後期の建築
木造、一間腕木門、茅葺
料亭の正門になっています。
部分撮影
北土塀(附指定)
南土塀(附指定)
玄関棟(重要文化財)
明治中期の建築
木造、建築面積81.07㎡、一部二階、桟瓦葺
入口から覗く部分を撮影
松の間棟(重要文化財)
明治中期の建築、昭和25(1950)年増築
木造、建築面積166.34㎡、茅葺及び桟瓦葺、北面渡廊下附属
玄関棟の南側の茅葺屋根の建物です。
西側の通り風景
見学会は簡易なもので1人1万5千円ですが、庭の見学の際に建物の撮影ができるようなので、参加してみたいです。
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