愛知県名古屋市 旧名古屋控訴院 地方裁判所 区裁判所 庁舎
Kyu Nagoya Kousoin,Nagoya city,Aichi
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名古屋市東区白壁1丁目3 旧名古屋控訴院地方裁判所区裁判所庁舎 重文 近代/官公庁舎 大正 大正11(1922) "煉瓦及び鉄筋コンクリート造、建築面積2,341.8㎡、三階建、玄関ポーチ付、正面中央塔屋付、スレート葺(玄関、中央階段室及び三階会議室以外の内装を除く)" 19840521
August 7,2022 大野木康夫 source
movie
所在地 愛知県名古屋市東区白壁1-3
重要文化財
大正11(1922)年の建築
煉瓦及び鉄筋コンクリート造、建築面積2,341.8m2、三階建、玄関ポーチ付、正面中央塔屋付、スレート葺
(玄関、中央階段室及び三階会議室以外の内装を除く)
【文化財ナビ愛知の瀬口哲夫氏の解説文から引用】
旧名古屋控訴院(こうそいん)地方裁判所区裁判所庁舎は、大正半ばから5ヵ年の工期をかけて大正11年(1922)に完成。戦前に造られた8ヶ所の控訴院(現・高等裁判所)のうち、今も現存する最古の庁舎とされる。
庁舎は中央にドームをいただく、煉瓦造3階建、延床面積約7,000m2の大建築。南側正面の建物長さは約70mあり、1階は模造花崗岩とレンガを交互に積み重ねた基礎階。2階以上は白い柱とその間の赤レンガの壁で、色彩のコントラストがほどよい。
平面は日の字型で、正面玄関のある中央に大階段と吹き抜けがある。この庁舎の見所のひとつ。工事計画総推主任は司法技師山下啓次郎、設計監督工事主任は金刺森太郎。
戦後、法制度の変更により、名称が変ったため、名古屋高等裁判所として知られる。昭和54年(1979)、裁判所は、三の丸の現在地へ移転。旧庁舎は取壊しが予定されていたが、保存運動の結果、現地保存されることになった。現在、名古屋市市政資料館として使用されている。
現在は名古屋市政資料館として使用され、結婚式場などにも活用されています。
全体
部分撮影
路上を歩いていたカブトムシ
Feb.11,2013 瀧山幸伸 source movie Edited video
A camera
B camera
名古屋市市政資料館(旧名古屋控訴院地方裁判所庁舎)
愛知県名古屋市東区白壁1−3
大正11年建設 設計者:山下啓次郎、金刺森太郎
昭和59年、国の重要文化財の指定を受ける
名古屋市市政資料館は、大正11年(1922年)名古屋控訴院・地方裁判所・区裁判所として建設され、昭和54年(1979年)に庁舎が移転されるまで、中部地方における司法の中心として57年の長きにわたりその役割を全うしてきた。
赤煉瓦と白い花崗岩のコントラストと、渦巻き状の柱頭を持ちながら縦溝を持たない円柱の織り成す荘厳なネオ・バロック様式の外観が美しい。
さらに内部においては踊り場で左右に分かれる優雅なバロック階段を持ち、その階段を飾るやや和風な意匠のスクリーン状の手摺り子が緑色のアクセントとして印象深い。また壁やアーチ型の天井に施されたステンドグラスも実に見事だ。
また、黒い色をした柱は漆喰に大理石模様を描いたマーブル塗りと呼ばれる技法で仕上げられている。
煉瓦と鉄筋コンクリートをを併用した構造は、それまでの日本における煉瓦造りの近代建築物の技法と異なっているという点でも貴重である。
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