愛知県名古屋市千種区 古河美術館別館 為三郎記念館
Tamesaburo Memorial Museum, Chigusaku, Nagoya City, Aichi Pref.
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Mar.28,2025 野崎順次 source movie
愛知県名古屋市千種区堀割町1-9
古川美術館は、初代館長故・古川爲三郎が長年にわたって収集し大切にしてきた美術品を、「私蔵することなく広く皆様に楽しんでいただきたい」という想いからその寄付を受け、平成3年11月に開館しています。そして爲三郎の没後は、彼の私邸を「みなさんの憩いの場として使っていただきたい」という遺志を受けて、古川美術館の分館「爲三郎記念館」として開館し、庭園と数寄屋造りの「爲春亭」、茶室「知足庵」等を公開しています。2018年11月には登録有形文化財の登録を受けました。邸内の数寄屋カフェでは、爲三郎103歳の長寿の秘訣であるお抹茶の他、コーヒーと季節の和菓子などを、床の間に設えられた遺愛の品や、四季折々の美しさを見せる日本庭園を眺めながら楽しむことができます(呈茶の利用は別途有料800円~)。
(愛知県の公式観光ガイドAichiNow)
地下鉄東山線池下駅から
国登文 爲三郎記念館正門 昭和前/1926~1945
木造、瓦葺及び檜皮葺、間口1.6m、左右袖塀付
敷地南面の街路からやや奧に開く門。入母屋造桟瓦葺、縁辺部檜皮葺で、左右に袖塀を付す。本柱と控柱は節付丸太、柱間は土壁、天井は鏡天井、垂木は磨き丸太を扇に疎らに配る。野趣に富むつくりに板扉の花狭間等の意匠を加え、表構えを華やかに演出する。
(文化遺産オンライン)
国登文 爲三郎記念館爲春亭 昭和前/1934
木造平屋一部地下1階建、瓦葺、建築面積325㎡
市東部の覚王山地区にある実業家旧別邸の主屋で、敷地東寄りに東面して建つ。南西側を懸造で庭園に張出す外観は変化に富む。内部は南側に座敷2室と茶室を雁行に配し、中庭を介して北側に居室を設ける。数寄屋基調の端正な意匠でまとめた良質な近代和風建築。
(文化遺産オンライン)
北側の旧居室部
玄関に戻って庭へ
庭園
国登文 爲三郎記念館知足庵 昭和前/1936
木造平屋建、銅板葺、建築面積17㎡
爲春亭西北端に接続していた茶室で、現在は庭園西辺に移り、独立して建つ。如庵に想を得た二畳半台目を基本とするが、床の間を台形、点前座を落天井とし、躙口を床の間正面に構えるなど創意ある意匠で整える。良材を用いた端正な構えで独特の趣を創出する。
(文化遺産オンライン)
国登文 爲三郎記念館待合 昭和前/1926~1945
木造平屋建、杉皮葺、建築面積2.6㎡
敷地北辺の西寄りに建つ茶室知足庵の待合。桁行二間梁間一間、杉皮葺、片流れの招屋根付で、疎垂木で深い軒をつくる。南の庭園に向けて開放し、爲春亭側の東面に下地窓を穿つ。節付丸太を用いるなど野趣に富んだつくりで、庭園景観に趣を添えている。
(文化遺産オンライン)
庭から見た爲春亭
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