愛知県岡崎市 上地 八幡宮
Ueji Hachimangu ,Okazaki city,Aichi
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岡崎市上地町宮脇48 八幡宮本殿 重文 近世以前/神社 室町後期 室町後期 三間社流造、檜皮葺 19260419
October 22,2022 大野木康夫 source movie
境内
拝殿
本殿(重要文化財)
向かって左(北西)から
裏(北東)から
向かって右(南東)から
所在地 愛知県岡崎市上地町字宮脇48
上地(うえじ)町の八幡宮は岡崎市南部の上地町に鎮座しています。
東海道本線の線路沿いですが、静かな境内でした。
本殿(重要文化財)
室町後期の建築
三間社流造、檜皮葺
八幡宮(上地)
撮影:2009年8月
上地八幡宮は創立は明らかでない。社伝によれば、源範頼が三河守護に任じられた源範頼が建久元年(1190)に社殿を寄進建立したと伝えられる。
本殿は建築様式から室町時代後期の建立と見られる。永禄6年(1563)の三河一向一揆の兵火を免れた。江戸時代は明暦元年(1655)と元禄13年(1700)に修理を施された。社殿は、南向きに建てられ、拝殿の後方に本殿を置き、透塀で囲んで神域をつくり、その正面に中門が建てられる。
本殿は三間社流造、檜皮葺で、規模は間口2.76m、奥行3.01m、切妻造、平入の屋根の前面を延長して庇柱を立て、木階や浜床を覆い、主屋の周囲に高欄付の廻縁をとりつけている。
この本殿は、主柱は丸柱で、組物に舟肘木を用い、内部は前室と内陣の二室に分けられ、前室では柱間を開放し、内陣正面では両開き板扉が吊られる。象鼻・手挟・海老虹梁などの絵様や刳型に古風な意匠が見られる。
同じ岡崎市にある八幡宮(土呂)本殿と平面形式や意匠などに多くの共通点がみられ、当地方の室町時代後期の特徴を知り得る貴重な遺構である。
<本殿>
3間社、身舎側面1間、浜縁付、組物舟肘木庇出三斗、庇繁海老虹梁、妻虹梁大瓶束、正面打越二軒背面二軒繁垂木、流造、檜皮葺
身舎正面開放、身舎中段長押付、内陣3間各板扉
室町時代後期
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