愛知県豊川市 財賀寺
Zaikaji,Toyokawa city,Aichi
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豊川市財賀町観音山3 財賀寺 仁王門 重文 近世以前/寺院 室町後期 文明(1469-1486)頃 三間一戸楼門(二階を欠く)、寄棟造、こけら葺 19900319
豊川市財賀町観音山3 財賀寺 本堂内厨子 重文 近世以前/寺院 室町後期 文明15(1483) 桁行一間、梁間一間、宝形造、こけら葺 旧壁板5枚 19900319
August 17,2019 大野木康夫 source movie
所在地 愛知県豊川市財賀町観音山3
財賀寺は、陀羅尼山とも呼び、真言宗の古刹である。縁起では神亀元年(724)聖武天皇の勅願により行基が開き、弘法大師が中興したという。源頼朝が守護安達九郎盛長に建てさせた三河七御堂の一つといわれる。
(文化財ナビ愛知より 沢田多喜二氏の詳細解説文)
仁王門(重要文化財)
文明年間(1469-1486)頃の建築
三間一戸楼門(二階を欠く)、寄棟造、こけら葺
財賀寺は真言宗の古刹で、中世の遺構としては金剛力士像一対を安置する仁王門と、本堂内厨子が現存する。
仁王門は、最初、楼門として計画されたが、二階を造らず、柱上にのる三手先の縁腰組の上に寄棟造の屋根をかけ、一重の門として現在にいたっている。
本堂内厨子は、桁行一間、梁間一間で宝形造のやや規模の大きな厨子で、禅宗様によっている。
仁王門は柱、斗組、梁など当初部材の残存状況がよく、中世らしい堂々とした造りである。厨子は端正な禅宗様になる優品であって、ともにこの地方の中世建築の技法を知るうえで貴重である。
(国指定文化財等データベースより)
細部撮影
木造金剛力士立像(重要文化財)
細身で穏やかな体勢の像容は長承三年(一一三四)作の京都・醍醐寺【だいごじ】金剛力士像(重文)に近いが、面貌の一種ユーモラスな明るい表情に古様をとどめ、肢体の構成がゆったりとして大きく、温雅な肉取りのうちによく自然のさまを捉えるなど、大らかな作風は、醍醐寺像をやや遡る十一世紀後半の制作を思わせる。檜材の寄木造【よせぎづくり】で、頭体の大略を正中線と体側で矧ぐ四材から彫成し、深い内刳りを施す。
(国指定文化財等データベースより)
参道
鐘楼
本堂(登録有形文化財)
本堂内厨子(重要文化財)
文明15(1483)年の建築
桁行一間、梁間一間、宝形造、こけら葺
Mar.2013 瀧山幸伸 source movie
仁王門
仁王門から本堂への参道
本堂周辺
文殊堂
Mar. 2007 瀧山幸伸 source movie
仁王門
Nioumon
本堂
Houdou
境内林
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