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英国ロンドン セント・バーソロミュー・ザ・グレート教会

(St. Bartholomew the Great, London, UK)

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Nov.2012 撮影:野崎順次 source movieo

撮影日: 2012年10月21日

12世紀の初期(ヘンリー1世の時代)にローマの巡礼の旅に出ていた僧侶ラヒア(Rahere)が、マラリヤに倒れ、生死をさまよっている時にセント・バーソロミューが救ってくれた夢を見たころから、その名前を取り寺院と病院を建設したのが始まりとされる。ロンドン最古の教会のひとつで、何度も破壊や災害に見舞われ、修理や増築が行われてきたのでいくつもの建築様式が複合されている。当初の丸い石造りアーチ(ノルマン様式)が正面壁(1階と2階)に残っている。エリザベス女王を始めとする王室、 貴族、各著名人なども訪問したり、映画やテレビなどのロケをされることも多く、英国人にはとても親しみのある教会である。

アプローチ、地下鉄セント・ポール駅から歩く。直ぐ前にクライストチャーチ・グレーフライアーズ跡があり、塔だけが残っている。

ローランド・ヒル卿の像。1840年に世界で最初の切手を発行した郵便創始者。

キング・エドワード・ストリートからリトル・ブリテンと云う細い道を進む。

教会のゲートハウス。16世紀に元身廊の西扉の上に木骨造り(half-timbered)の家を乗せている。ロンドンではあまり残っていないチューダー様式である。

教会正面外部

教会北側外部。黒い石は非常に硬いフリント(火打石)。

庭にいたリスと母子

教会内部、現存するCloister(回廊)の東部分は、カフェになっている。

礼拝堂?

聖堂、12世紀の建造部分は、ここに見える2階部分まで。3階部分に当たる明かり窓は13世紀に入ってからの増築。

袖廊、側廊など。日曜日の午前中でミサがあるため、充分な撮影ができなかった。

参考資料

Visual 標本箱HP

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リージェンシーグループHP

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