英国ロンドン テート・モダン
(Tate Modern, London, UK)
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Nov.2012 撮影:野崎順次
撮影日: 2012年10月21日
イギリス・ロンドンのテムズ川畔、サウス・バンク地区にある国立の近現代美術館。テート・ブリテンなどとともに、国立美術館ネットワーク「テート」("Tate")の一部をなしている。入場無料。
テート・モダンは以前「バンクサイド発電所」だった建物を改造している。サー・ジャイルズ・ギルバート・スコットの設計によるもので、99mの高さの煙突をもち、1947年と1963年の二度に分けての工事で完成したもので、戦災復興の際にロンドンの電力不足を解消するために急遽建てられたものだった。発電所は1981年に閉鎖され、変電所の機能だけが残った。一方、テムズ川上流のミルバンク地区にある「テート・ギャラリー(現テート・ブリテン)」はイギリス美術および世界の近代・現代美術の美術館として運用されていたが、展示・収蔵スペースの不足に悩まされたため、1994年春、この発電所を改造して再利用することが発表された。
1995年1月にスイスの新鋭建築家コンビ、ヘルツォーク&ド・ムーロンの改造案が国際コンペで勝利した。発電機のあった巨大なタービン・ホールを大エントランスホールにして、屋上に採光窓やレストランなどのあるガラス張りのフロアを設けるなどの工事が行われ、2000年の5月12日、ミレニアムを祝う新施設の一つとしてオープンした。
建物は7階建てで、メインエントランスやタービンホールやミュージアムショップはレベル0に、テムズ川からの入り口やカフェなどはレベル階に、常設展示室はレベル2〜4に位置する。最上階のレベル6はテムズ川を望むレストランになっている。特にレベル0のタービン・ホールはかつて大型発電機が置かれていた空間で、建物と同じ7階分に相当する高さと3,400㎡の面積がある。
パンフレット
アプローチ
テームズ川対岸(シティ側)からミレニアム・ブリッジを渡る。ブリッジの反対側にはシティの象徴たるセントポール寺院がある。
建物正面
中に入ると広大な吹き抜け空間がある。
タービンホールのパーフォーマンス
レベル0
レベル2の常設展示「詩と夢」
レベル3 テラスからの眺望など
レベル3 常設展示「変形したヴィジョン」
帰途、再びミレニアム・ブリッジでシティ側に渡る。
参考資料
Tate Modern Map
ウィキペディア「テート・モダン」
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