福井県越前市 蔵の辻
Kuranotsuji,Echizen city,Fukui
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Aug.28,2014 中山辰夫
越前市蓬莱町
本多氏が四万五千石をもらって、武生に居館を築き、城下町の秩序を作ったと言われる。美しく護岸された川、その両側の並木、道路の中央を流れる溝川、白壁の家、謝辞を彩る緑、すべてが、江戸文明の秩序美である。それらを活かしてのまちづくりの発端が蔵の辻である。
JR武生駅から総社に行くまでに、南北に走る広小路通りがあり、総社大神宮の斜め向かいに白壁の蔵が建ち並ぶ。
一帯は、江戸時代に本多家家臣の屋敷があったが、通りの西側は間口の狭い商家が多く、それぞれ商人たちの蔵が並んでいた。
今は市街地活性化の一環として整備され、これらを活用して店舗やギャラリーのある「蔵の辻」界隈として知られるようになった。
旧武生郵便局(現M工房)
国登録有形文化財 木造二階建 寄棟造 桟瓦葺 洋館風 建築:1914(大正3) 現在は「M工房」が所有している。。
市中心地に建つ瀟洒な郵便舎建築。隅棟の鬼瓦に〒印を施す。
煉瓦基礎上に立ち上がる下見板張の白塗壁面に、上げ下げ窓と付け柱を左右対称に配す。
平面中央部の2本の太い欅の通し柱が1階から小屋裏まで延び牛梁を支える。
この一角は、2001(平成13)年には国土交通省の「美しいまちなみ大賞」を受賞した。
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