福井県越前市 粟生寺
Shokushoji,Echizen city,Fukui
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Apr.5,2016 中山辰夫
粟生寺 (しょくしょうじ)
越前市粟田部町
宗派:天台真盛派
岡太神社の朱の鳥居の手前向かって左側にあって、境内の紅葉が美しいと聞く。
粟生寺の創祖開山である泰澄大師が718(養老2)年当地に来て、岡太神社の前身である白山三社大権現を開闢(かいびゃく)し、あわせて別当寺として皇谷(おうたに)の一角に建立したのが粟生寺とされ、間もなく1300年を迎える古刹である。
1486(文明18)年真盛上人が越前河合庄に来越し、粟田部の地において教化を行い粟生寺中興開山真一上人と出会う。
そして、1494(明応3)年、真盛上人は真一上人に「十念名号(じゅうねんみょうごう)」を授与され、真一上人の手で天台真盛宗粟生寺の信仰が始まった。
以来、五百十数年引き継がれ現在に至っている。 1995(平成7)年に宗祖真盛上人500回御遠忌大法要を迎えた。
粟田部の重なる大火災に被災し、堂宇は新しい。1927(昭和2)年の粟田部大火災で当山は消失するが、経蔵・観音堂は類焼を免れた。
本堂・庫裏・三問・他の堂宇はその後遂次再建されて現在に至る。
所蔵する文化財は多く、企画展 「古刹の文化財粟生寺」も開催された。
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