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福井県小浜市 飯盛寺

Hanjoji,Obama city,Fukui

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小浜市飯盛145-1 飯盛寺本堂 重文 近世以前/寺院 室町後期 延徳元(1489) 桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、妻入、茅葺、向拝一間、こけら葺 厨子1基、棟札3枚 19830107


January 8,2022 大野木康夫 source movie

本坊
  


山門
    


参道
 


本堂(重要文化財)
                                      


部分撮影
                           


July 20,2015 瀧山幸伸 source movie

飯盛寺

秋の特別開帳に再訪するため今回は拝観しなかった。

      

飯盛集落

     

                           


Jan. 2011 大野木康夫 source movie

2012.1.3撮影 

飯盛寺は少し山に入ったところにあるので、積雪を心配しましたが、訪問当日はあまり積もっていませんでした。

受付で拝観料を支払うと重要文化財の本堂を開けていただけますので、先に本堂内部を撮影しました。

厨子

         

外陣

       

祈祷札

   

本堂廻廊

       

本堂外観

茅葺屋根は平成10(1998)年に葺きかえられましたが、すでに傷んでいます。

向拝の庇の下、屋根の雪が落ちているところに腐った屋根の一部が苔と一緒に落ちています。

案内してくださった奥様は、「平成27年の本尊御開帳まで持つと思ったのに…」とおっしゃっていました。

文化庁の指導で本堂付近の木を伐採したりされていますが、根本的な解決には至っていないようです。

                                     

本堂を後にして、山門、本坊を撮影して帰りました。

        

 


Nov.2010 撮影:大野木康夫

所在地 福井県小浜市飯盛82-2

山号深山。高野山真言宗。

 飯盛山中腹の景勝地にたつ飯盛寺は、縁起によると、文和年中(1352〜1356)に、後光厳院の勅願所として建立され、七堂伽藍と12坊を擁した寺院でした。

文明16年(1484)火災に遭い、本堂・塔頭・什物すべて焼失したと伝えられています。今残る本堂は、延徳元年(1489)に建立されたことが、平成10年の解体修理によって判明しました。 

自然石の石垣積基壇にたつ本堂は、間口13.66m(五間)、奥行き12.88m(五間)の広さです。単層、寄棟造、妻入、茅葺、四方切目縁の五間堂で、各部の基調は和様を主とし向拝を後設しています。

(小浜市HPより)

小浜市の西部、旧加斗村の南部にある飯盛山の中腹にあります。

若狭西街道の飯盛交差点から川沿いに南に行き、集落の中を普通車が通るのがやっとの狭い道を通って、飯盛山の麓から坂道を少し上ると、飯盛寺の駐車場に着きます。

駐車場の脇には寺務所があり、一頭の犬と、薪割をされている住職がおられました。

   

山門

寺務所から少し谷側に戻ったところにあります。

     

客殿

寺務所のすぐ脇にあります。

 

本堂

延徳元(1489)年の建築

構造:桁行五間、梁間五間、一重、入母屋造、妻入、茅葺、向拝一間、こけら葺

寺務所から杉の大木に囲まれた石段を登っていくと、本堂に出ます。

茅葺の屋根が緑の苔で覆われて大変美しい建物です。

普段は閉じられていますが、拝観受付をすると扉を開けていただき、案内をしていただけます。

本尊は秘仏で公開時しか見られませんが、堂内の撮影は自由です。

                           

鐘楼

  

不動の滝(飯盛寺滝)

御住職から勧められて、山門から川沿いに少し上ったところにある不動の滝を訪ねました。

滝の周囲はモミジの林で、もう少し遅ければ紅葉ですばらしい景色になると思われました。

        

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