福井県小浜市 妙楽寺
Myorakuji,Obama city,Fukui
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小浜市野代28-13 妙楽寺本堂 重文 近世以前/寺院 室町前期 室町前期 桁行五間、梁間五間、一重、寄棟造、向拝一間、檜皮葺 厨子1基、棟札4枚 19010327
January 8,2022 大野木康夫
source movie
駐車場
参道
仁王門
境内
本堂(重要文化財)
0
部分撮影
内部
Sep. 19,2015 瀧山幸伸 source movie
Jan. 2011 大野木康夫 source movie
2012.1.3撮影
妙楽寺は小浜の中心街の南に位置しています。
境内各所
本堂(重要文化財)
小ぶりで簡素な仏堂です。
Nov.2010 撮影:大野木康夫
所在地 福井県小浜市野代28-13
山号岩屋山。高野山真言宗。
養老3年(719)僧行基が本尊を彫り、延暦16年(797)空海が諸国を廻っていたときに本尊を拝して堂舎を建立したと伝えられています。寺領は明通寺より常満保地蔵丸名を寄進されています。
本堂は鎌倉時代初期に建立されたもので、厨子には永仁4年(1296)と銘があり、若狭における最古の建造物です。
桁行5間(11.51m)・梁行5間(10.61m)寄棟造桧皮葺で、和様天井は化粧屋根裏内外陣境に菱間と格子戸を入れて区画されています。外観はゆるやかな屋根の流れは豪華な王朝建築にみえます。
本尊の千手観音菩薩立像は、平安中期の作で、桧材の一木造、頭上には菩薩の顔が3面あり、その他に菩薩面・憤怒面・狗牙上出面・大笑相面21面をいただいています。実際に千本の手が整然と美しく配されており、長く秘仏であったため、今も黄金色に輝いています。
県指定の聖観音や地蔵像などの文化財も多く所有しています。
本堂わきには、芭蕉没後百年を記念して芭蕉の句碑が建てられています。秋には参道の紅葉が見事です。
(小浜市HPより)
広域農道若狭西街道が開通し、明通寺、神宮寺、妙楽寺、飯盛寺間の移動が便利になりました。
神宮寺の北から、若狭西街道を通ってトンネルを2つ過ぎれば、すぐに妙楽寺に着きます。
駐車場から、本坊の前を通ると、ほどなく仁王門が見えてきます。
仁王門
仁王門をくぐり、木立に囲まれた参道を進むと、本堂の前に出ます。
鐘楼は、小浜(北陸?)の寺院に共通していますが、古びて独特の風合いが出ています。
地蔵堂
県指定文化財の木造地蔵菩薩坐像を納めています。
本堂(重要文化財)
室町前期の建築
構造:桁行五間、梁間五間、一重、寄棟造、向拝一間、檜皮葺
杉木立を背景に、ひっそりと建っています。
時折、観音霊場を巡る人が訪れます。
六所大明神
本堂の右側の丘に建っています。
応安3(1370)年の創建です。
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