福井県小浜市　小浜城跡

Obama Castle Ruins,Obama city,Fukui

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所在地　小浜市城内

県指定史跡

慶長6年（1601）、京極高次がそれまでの後瀬山城を廃し、北川・南川の合流する雲浜の地に起工した城である。

高次の子忠高も築城を進めていたが、幕府の課役などによって築城はあまり進展しなかった。

忠高が寛永11年(1634)出雲へ転封の後、酒井忠勝が入国し、小浜城主なり、引き続き築城に取り掛かった。

同13年、三層三重の天守閣ができ、同19年の外郭部を最後に完成した。以後、酒井家累代の居城となった。

城は、本丸を中心に四方を櫓で連結し南西隅に天守を配し、西に二の丸、東に三の丸、北の丸、西の丸を置き、周囲各所に42の櫓があった。

明治4年（1871）、廃藩置県に際して城内に小浜県庁が置かれが、まもなく二の丸櫓から出火し、大部分が焼失した。

現在は、城郭の石垣と一部天主の礎石等がみられるのみである。

（福井の文化財より）

小浜城は明治期の建物の焼失、解体後、北川、南川、多田川の河川改修により本丸部分を除いて破却されました。

本丸部分は酒井忠勝公を祀る小浜神社境内となっており、石垣が残っています。

北東の石垣

南東の石垣

小浜神社境内

神社境内から見た天守台

天守台の上

西櫓跡の石垣

石垣の上

神社の西側へ

天守台西側、南側

石垣はよく残っていますが、民家がすぐ近くまで建っており、撮影しにくい状態です。

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