福井県小浜市 若狭彦神社
Wakasahikojinja,Obama city,Fukui
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Sep. 19,2015 瀧山幸伸
若狭彦神社
Wakasahikojinja
若狭姫神社
Wakasahimejinja
Jan. 2011 大野木康夫 source movie
2012.1.3撮影
若狭彦神社は、小浜市の遠敷川沿いに鎮座し、上社は若狭彦神社、下社は若狭姫神社と呼ばれています。
若狭の国の一ノ宮で旧国幣中社です。
祭神は上社が若狭彦大神(彦火火出見尊)、下社が若狭姫大神(豊玉姫命)で、山幸彦と海幸彦の神話に繋がっています。
下根来の白石神社が上社の元宮で、神宮寺はこの神社の別当寺です。
鵜の瀬
所在地 福井県小浜市下根来
遠敷川の中流、下根来にある淵で、若狭彦神社の飛地境内となっています。
東大寺二月堂閼伽井屋で3月12日に行われる「お水取り」の前、3月2日の夜に「お水送り」が行われます。
東大寺の修二会に招かれた遠敷大明神(若狭彦大神)が遅参したため、毎年鵜の瀬から閼伽水を送るようになったそうです。
鵜の瀬の淵の底は東大寺の若狭井に通じているといわれています。
上社若狭彦神社
所在地 福井県小浜市龍前28-7
若狭国一宮とされ、室町時代までは中心となる社殿でしたが、室町時代からは大集落に近い下社に中心が移りました。
松の内ですが、参詣に来られる人はあまりおられませんでした。
境内には杉の巨木が立ち並んでおり、参道中ほどの夫婦杉は二ノ鳥居の代わりとも言われています。
随神門(福井県指定文化財)
江戸時代後期の建築
桁行6.348m、梁間4.256m、三間一戸八脚門、入母屋造、檜皮葺
境内建物
神門(福井県指定文化財)
天保元(1830)年の建築
桁行2.7m、梁間2.21m、四脚門、切妻造、檜皮葺
本殿(福井県指定文化財)
文化10(1813)年の建築
桁行5.548m、梁間6.424m、三間社流造、檜皮葺
森に囲まれ、厳かな雰囲気です。
かつて神門前にあった拝殿は昭和40(1965)年の風害で倒壊し、礎石だけが残っています。
下社若狭姫神社
所在地 福井県小浜市遠敷65-41
元は若狭の国二の宮でしたが、室町時代から祭事の中心になり現在に至っています。
随神門(福井県指定文化財)
寛保3(1743)年の建築
桁行7.035m、梁間4.02m、三間一戸八脚門、入母屋造、檜皮葺
複数の神像が安置されています。
能舞台
神門(福井県指定文化財)
享和3(1803)年の建築
桁行2,72m、梁間2.2m、四脚門、切妻造、檜皮葺
本殿(福井県指定文化財)
享和2(1802)年の建築
桁行6.16m、梁間6.006m、三間社流造、檜皮葺
社叢も指定文化財
本殿全面が幣殿と接続しており、上社のように全体を見ることはできません。
本殿左手の杉の大木は「千年杉」と呼ばれています。
下社は参詣する人が絶えません。
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