福岡県福岡市博多区 櫛田神社
Kushida-jinjya shrine,Hakataku,Fkuoka city, Fukuoka pref.
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博多祇園山笠 |
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Jan.2013 田中康平
福岡県福岡市博多区上川端町
2013.1.1 撮影
中殿に大幡主大神、左殿に天照皇大神、右殿に素盞嗚大神を祀る。
大幡主大神は天平宝字元(七五七)年に鎮座し、素盞嗚大神は天慶四(九四一)年、藤原純友の反乱の鎮圧に当たった小野好古が神助を祈願し山城(京都)祇園社から勧請した。
中世、兵火に遭って度々、荒廃したが、天正十五(一五八七)年、秀吉が博多町割(復興)の実施とともに現社殿を建立、寄進した。
博多祇園山笠の起源は諸説があるが一般に広く知られている説は、聖一国師が仁治二(1241)年、疫病除去のため施餓鬼棚に乗って祈祷水(甘露水)をまいたのが始まりというもの。当時は神仏混淆の時代。これが災厄除去の祇園信仰と結びついて山笠神事として発展したという。
(櫛田神社 博多祇園山笠公式ホームページより)
櫛田神社の起源については佐賀県神埼(吉野ヶ里遺跡の近傍)の櫛田宮の末社であるという説が櫛田宮に伝わっている。櫛田宮は景行天皇が今から1920年前に創祀したとされており、平清盛がこの肥前の櫛田宮を博多に勧請したのが櫛田神社と伝えられる。
(櫛田宮ホームページ、Wikipediaによる)。
博多の町の氏神とされておりいかにもその雰囲気がある。博多祇園山笠が催される神社としても知られ、本殿後方には(サンプルとして)飾り山笠が常設され、神輿も展示されている。
神社の建物は式年遷宮によって秀吉の時代の建立の姿が維持されていると思われる。
境内には「櫛田の銀杏(ぎなん)」とよばれる樹齢約1000年のイチョウがあり県の天然記念物に指定されている。
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