福岡県福津市 津屋崎古墳群
Tsuyazakikofungun,Fukutsu city,Fukuoka pref.
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Apr.2,2017 瀧山幸伸
1 勝浦高原古墳群
2 勝浦峯ノ畑古墳(かつうらみねのはたこふん)
勝浦井ノ浦古墳とともに勝浦古墳群を構成する5世紀中頃に造られた全長100mの前方後円墳です。後円部中央に横穴式石室があります。石室の中央に2本の石柱が立って天井を支えています。このように石室内に石柱をもつ古墳は国内には他にありません。朝鮮半島北部にあった高句麗の古墳に類例があり、海を介して宗像地域と高句麗の文化交流があったことをうかがえます。
3 勝浦井ノ浦古墳
4 新原・奴山古墳群(しんばる・ぬやまこふんぐん) MAP(PDF)
5世紀から6世紀にかけて造られた古墳群です。津屋崎古墳群の中でも最も古墳が集中しています。東西約800mの台地上に前方後円墳5基、円墳35基、方墳1基の計41基の古墳を見学することができます。
5 生家大塚古墳
6 大石岡ノ谷古墳群
7 須多田上ノ口古墳
8 須多田天光降天神社古墳
9 須多田下ノ口古墳
10 須多田ミソ塚古墳
11 須多田ニタ塚古墳
12 在自剣塚古墳
13 宮地嶽古墳
16 手光波切不動古墳(てびかなみきりふどうこふん)
津屋崎古墳群の最南端に位置する7世紀前半の古墳です。石室の長さは10.8mと宮地嶽古墳より小型ですが構造が類似します。一辺が2〜4m程度ある巨大な板状の玄武岩を用いて石室を造っています。
江戸時代の地誌には石室が開いていて、不動尊を安置したことなどが記されています。これまで出土品は全くありませんでしたが、最近の発掘調査で金銅製馬具や新羅土器、沖ノ島祭祀とのつながりをうかがわせる須恵器などが発見されました。
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