福岡県北九州市門司区 部埼灯台
Hesaki Lighthouse,Mojiku,Kitakyushu city,Fukuoka
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Mar.2023 酒井英樹
部埼灯台は、福岡県北九州市門司区の北東端、瀬戸内海の周防灘に面した企救半島に立つ。慶応3年(1867)にイギリスと締結した大坂条約に基づき、兵庫開港に伴い瀬戸内海の難所に整備された5基の灯台の1つ。
明治3年(1870)に着工し、明治5年に竣工した。工部省雇リチャード・ヘンリー・ブラントンが、イギリスのスティヴンソン社の仕様書に基づいて指導監督。
明治中期になり船舶の大型化や関門海峡を通過する船舶が増えた。また、関門海峡は狭小で屈曲し干満の差が大きく潮流が急なため、衝突や座礁の危険が増大した。
そのことから明治42年(1909)に潮流の方向・緩急を表示する昼間潮流信号機(現「旧昼間潮流信号機」)と行合船の状況を信号により知らせる船舶通行信号塔(非現存)が設置された。
<灯台>
海抜32.7mの地に石造の灯塔に金属製の灯籠を載せ、灯塔の東側に付属屋が取りつく。
建築面積52.77㎡、総高9.3m
<旧官舎>
石造、平屋建、建築面積113.44㎡、寄棟造
外観は維持されているが、内装は撤去されている
<旧昼間潮流信号機>
鋼製、高さ5.8m
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