福岡県久留米市 宮ノ陣神社
Miyanojinjinja,Kurume city, Fukuoka pref.
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Feb.27,2017 田中康平
宮ノ陣神社の将軍梅
Syougun-bai of Miyanojin Shrine,Kurume city,Fukuoka pref.
福岡県久留米市宮ノ陣5丁目12-1
将軍梅
南北朝時代、南朝後醍醐天皇の皇子懐良親王(かねよししんのう、かねながしんのう)は征西大将軍に任ぜられ北朝・足利幕府側から九州を攻略すべく戦いを九州で繰り広げる。最も大がかりな戦いは正平14年(1359年)の筑後川の戦い(大保原の戦い)で、南朝側4万、北朝幕府側6万の大軍がこの地で激突した(日本三大合戦の一つと称される)。結果は南朝側の勝利となったがその時に陣をひいていたのが現在の宮ノ陣で、現在残っている将軍梅は懐良親王のお手植えの梅と伝えられている。当時植えられた梅そのものは枯れたがその都度「ひこばえ」によって命が伝えられたと考えられている。
将軍梅は非常に遅咲きの紅梅で訪れた時はまだ蕾のみだったが周りに植えられている梅が花開いておりそれなりの梅の景観が楽しめた。将軍梅の満開の時期は3月下旬の模様。
宮ノ陣神社は故事にちなんで明治21年創建されたもので、大正天皇が皇太子時代にお手植えした松というのも残っている。
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