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福岡県久留米市 御塚・権現塚古墳

Ontsuka Gongenzuka kofun,Kurume city,Fukuoka

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Apr.6,2017 瀧山幸伸 source movie

史跡

御塚と権現塚の両古墳は、久留米市街地の西方筑後川の左岸の低台地上に相接して営まれた[[三潴]みずま]地方の代表的な古墳である。西方の御塚は、帆立貝式前方後円墳で昭和45年の発掘調査により、墳丘主軸長76メートル、後円部直径67メートル、後円部高さ約10メートル、前方部幅22.5メートル、外周に3重の外濠外堤をめぐらしていて、外堤外径が123メートルに達することが判明した。東の権現塚は御塚と約20メートルを隔てて営まれた円墳で直径51メートル、高さ9メートル、2重の外濠外堤とその外側に空濠を伴い、その外径は150メートルに達することが判明した。両墳には円筒埴輪片が認められ、両古墳が相前後して営まれたこともわかった。

 この両墳は、かつて大善寺町付近に営まれていた40余基の古墳群の中心的なものとして相接して営まれたものであり、かつ御塚・権現塚として並び称されたものであるので、これら2件を統合し、一部地域を追加指定するものである。

(文化財データベース)

                          

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