福岡県新宮町 横大路家住宅
Yokoojike,Shingu town, Fukuoka pref.
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糟屋郡新宮町大字上府420 横大路家住宅(福岡県粕屋郡新宮町) 重文 近世以前/民家 江戸中期 江戸中期 桁行16.0m、梁間8.0m、東面突出部 桁行10.7m、梁間9.1m、寄棟造、茅葺、四面庇付、桟瓦葺 19770128
Apr.12,2024 酒井英樹
横大路家は千年家とも称され、古くから続いている農家。
住宅の建築年代もかなり古く、構造手法からみると、17世紀に遡ると思われる。
鍵屋の形式をもち、桁行7間半、梁間4間で南北に棟をもつ主要部の東面南寄りに、桁行5間半、梁間3間半の土間を突き出して設けられた形をとっている。
屋根は寄棟造、茅葺、四面に桟瓦葺の庇を巡らす。
March 31,2013 田中康平 source movie
横大路家住宅(千年家)
福岡県粕屋郡新宮町大字上府420番地
重要文化財 1977.01.28 指定
構造形式: 桁行16.0m、梁間8.0m、東面突出部 桁行10.7m、梁間9.1m、寄棟造、茅葺、四面庇付、桟瓦葺
時代区分: 江戸中期
解説文: 曲屋形式になる農家。 桁行は一間ごとに柱を立て、梁間は柱間を広くとる架構や、部材の仕上げなどに建築年代の古さを示す。 九州地方最古の民家と考えられる。
(以上 国指定文化財等データベース 説明文)
言い伝えでは 延暦24年(西暦805年)、遣唐使で唐から帰還した最澄がこの付近に上陸、宿を提供したのが横大路家の祖先であった。このとき最澄がお礼として唐から持ち帰った「法理の火」を分け与えたとされ、この火種を絶やさず1000年以上この家のかまどで伝えてきたが2011年維持が難しくなり太宰府にて現在伝え火は維持し続けられている。
日本の千年屋の一つとされており九州では最も古い民家といわれる。
現在は内部は非公開になっている。
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