福岡県八女市 八女大茶園
Yame Daichaen,
Yame city,Fukuoka
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Apr.30,2016 かまちまさこ
〇八女大茶園
八女茶とは福岡県内で作られたお茶のブランド名で、生産量は全国6位 (2310t:平成21年度) で、全国の日本茶生産量の約3%を占める。栽培は八女市内を中心におこなわれ、周辺地域の筑後市、八女郡広川町、うきは市、朝倉市に広がる。
福岡県南部に広がる九州最大の平野 筑紫平野は農産物の栽培上、理想的な気候風土で、とくに筑紫平野南部の 筑後川流域〜矢部川流域(八女地方)にかけて古来よりお茶の栽培が盛んである。
筑紫平野南部(八女地方)は、地質的に筑後川と矢部川の両河川から運搬された土砂(腐葉土)が交互に堆積した沖積平野からなっており、栽培されるお茶は官能審査においてコク、甘みを強く感じるものが多い。
霧(朝霧や川霧)の発生しやすい土地柄でもあり、茶畑があるなだらかな山の斜面を霧が覆い 太陽光を適度に遮ることで、茶の旨み成分であるアミノ酸類(テアニン、グルタミン酸、アルギニンなど)の生成を促進し、古くから天然の玉露茶として珍重されてきた。
茶の生育に関る気候も、八女地方は 日中の気温が高く夜間は冷え込む特有の内陸性気候と年間1600mm - 2400mmの降雨量が 周瑞の学んだ中国蘇州の霊巌山寺付近の気候に近く、茶の栽培に適していたとされる。
玉露は平成13 - 平成24年度の全国茶品評会で12年連続の農林水産大臣賞を受賞している。また平成25年度は農林水産大臣賞は逃したものの、同品評会入賞の玉露が一番多い産地に送られる産地賞を受賞。平成26年度全国茶品評会では普通煎茶4㎏、玉露部門で農林水産大臣賞を受賞した。特に平成19年度は、玉露の部の1位から26位までを独占し、他産地を圧倒した。玉露茶園は八女市の山間部のなだらかな傾斜山地に多く見られ、とくに八女市黒木町から同市星野村、同市上陽町にかけての中山間地で受賞した玉露茶園が多く見られる
(wikipediaより抜粋)
○山頂
八女大茶園は65haの広大の敷地を有した県内第一の集団茶産地。第18回農林水産祭 天皇杯受賞組合である。ゆるやかな山頂からは360度すべてがお茶畑をとなっており、遠くには有明海を眺望できる。山頂には五社神の祭神が祀られている。大玉命、武雷命、斉王命、天児屋根命、姫大神の五つの命であり、水田時の干魃にはなくてはならない雨乞いの神様として、或いはその他全般に亘る願い事の神様として村民に崇拝されている。
○八女中央大茶園直売所
とてもおいしいお茶を入れてくれた女性から伺った話では、天皇杯受賞はこの地域の人々が力を合わせてこの茶園を作ったことに対する賞であるとのこと。現在は60ぐらいのお茶農家が参加して栽培しており、この地に至るまで50年以上かかっているとのことだった。また、この茶園は市場に出す為のお茶がメインであり、一般のお茶屋さんはその市場から茶葉を購入し、独自のブレンドで店頭にて販売しているとの話も伺えた。銅像は創始者であり昭和54年農林水産祭 天皇杯受賞 代表者 西江敏行氏。
福岡県 八女市 八女中央大茶園
Yame Central Tea Garden,Yame city,Fukuoka pref.
福岡県八女市本
八女中央茶共同組合の茶園で八女地方を代表する大茶園、広さは約65ha。
八女茶の歴史は15世紀に遡るが、現在のようなかまぼこ型の茶栽培となったのは大正時代である。玉露の主要産地であり国内の伝統本玉露の約45%を産出している。
訪問時は新茶摘み取りのシーズンで極上の新茶がふるまわれた。
茶栽培の文化的景観
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