JAPAN GEOGRAPHIC

岐阜県飛騨市 古川

Furukawa,HIda City,Gifu

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General
こじんまりと落ち着いた街並
Nature
 
Water
いたるところに水が
Flower
 
Culture
まつりと伝統的文化
Facility
 
Food
 


Nov 2004 瀧山幸伸  source movie

 古川は15世紀に姉小路氏が起こしたとされる城下町であり、宮川と荒木川に囲まれた要衝に立地している。祭りの町として有名で、起し太鼓と屋台行事は国の重要無形民俗文化財に指定されており、祭りの日には街の様子が一変する。町内には瀬戸側が流れ、その周辺が歴史的な街並を色濃く残している。 この街では伝統的な建築様式を保った新築を奨励するために町の建築デザイン賞を作り奨励している。

円光寺付近の 瀬戸川の流れ。水の音がやさしく美しく響く。川と道が微妙に湾曲しており、街並に変化を与えている。建物の高さ、水路と遊歩道の幅の均整が取れており、街を歩く人の姿が映える、ヒューマンスケールな街並である。目障りな電柱や看板が無く、遠景も近景もそれぞれに美しい。造り酒屋の蔵は白壁と黒板のコントラストが美しい。遊歩道は土仕上げであり、その色合いと質感が街並にやわらかさをもたらしている。石橋の意匠はどれもシンプルで低位置にあり、景観を阻害しないように配慮されている。円光寺の幕が街並にアクセントを与えている。

街路灯のデザインと高さが街並に調和している。 唯一、電柱のワイヤカバーが景観を阻害している。 公共空間の景観を阻害しているのは電柱や街路灯や看板などの公共施設が多い。ユニバーサルデサインや機能性は当然として、全国一律の公共看板などのデザインは、色彩学、景観学も考慮して街並に合ったバリエーションパターンを考える必用がある。例えば自治体が主導権を握っているマンホールの蓋は、各自治体のシンボルを巧みに利用したデザインが施されているので、国レベルでも不可能ではない。

円光寺からまつり広場方向に流れる瀬戸川。 

鯉が大切に育てられているが、川の水は更なる浄化が求められる。

もう一つの造り酒屋の蔵付近。こちらは石畳舗装で、車の交通があるため静寂な街路ではない。遊歩道とすべきであろう。

ドラマの舞台となった和ろうそくの店

瀬戸川の裏、造り酒屋付近の街並 造り酒屋は黒の塗装であるが、町全体はべんがらを入れた赤褐色の外装が基調である。

まつり広場 訪問者に積極的に開放されている。特大の和太鼓は訪問者が試し打ちすることができる。

本光寺付近の街並 電柱が無ければ狭い街路の散歩も美しいのだが。

軒先の花とフラワーポット 各住居それぞれに花の小さなアクセントが施されている。

Nov 2003 往路古川まつり会館から瀬戸川沿いに弁天神社まで from Furukawa matsuri kaikan to benten shrine source movie

Nov 2003 復路 弁天神社からまつり会館へ From benten shrine to matsuri kaikan source movie

瀬戸川沿い、辻にある水場の演出空間 水と緑が街並に潤いを与えている。

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