岐阜県高山市 平湯
Hirayu,Takayama city,Gifu
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1、平湯バスターミナル
上高地、乗鞍のマイカー規制が開始され、この平湯温泉駐車場に自動車を置いて、シャトルバスに乗車する地点としてにぎわっています。新宿より中央高速バス、高山より路線バス、松本より特急バス、富山駅より特急バスと温泉地としては格段に多いバスの乗り入れ地となっていて、温泉に入る気軽な格好の人から大きなリュックを背負った入山する人々とでバスターミナルは賑わっています。温泉は毎分約13,000Lの湧出量を誇る炭酸水素塩泉。開湯は戦国時代、白猿伝説が残っています。
2、旧豊坂家住宅
高山市指定文化財
昭和43年に上宝町蔵柱に有った金山師の住居を移築したもので、江戸中期に建てられた入母屋造り茅葺。享保尺制定以前の間取り寸法を有する、とあります。入口はエンケイ(玄関)、右手前にマヤ(厩屋)、その奥がニワ(台所)、中央の囲炉裏のあるところがオイエサジキ(居間)、その左手前がディ(客間)、その奥がオクディ(寝室)とあります。カタカナは方言のようです。厳しい自然条件で豊かない暮らしではなかったそうですが、雪深い中、家畜と共に寄り添って暮らす趣が伝わってきます。水芭蕉が咲いていました。
3、改修中の合掌造り
約200年前に五箇山に建てられていた合掌造り。歴史的建造物の消滅を防ぐために平湯の勇氏の方々によって移築された、と説明板にあります。現在お蕎麦屋さんが営業中の様ですが、改築中でした。
4、平湯薬師堂仏殿
高山市指定文化財
『幅180cm・奥行180cmのお堂で天井裏の墨書によれば、1826(文政9)年に建立されたものである。今の本堂はこのお堂を原型として大きくしたものと伝えられています。本尊薬師如来像は、金銅仏座像12cmで、鑑定によれば藤原朝(1,000年前)のものとされ、このような山奥に存在するのは大変めずらしいことといわれています。ご本尊は今は他のところで、保管しています』。ということの様ですが、さてさてご本尊様はどこに?小さな仏殿があり、それを模して大きな本殿を作ったという様子です。
5、平湯神社
武田と上杉の戦いによって安房峠をやっとの思いで超えた武田軍勢は疲労困憊と火山性臭気の中で倒れそうになった時、白猿に手招きされて温泉地に導かれたと、……何となくよくある話ですが……そのような伝説のある平湯温泉。この神社は以前は天照大神を主祭神とする「神明神社」でしたが、1980(昭和55)年、平湯温泉の『白猿伝説』により白猿を合祀し、「平湯神社」に改称した、とウィキペディアにあります。比較的新しい時代に改名された神社です。狛犬がしっかりとしめ縄を巻いていました。
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