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群馬県藤岡市 伊勢塚古墳

Isezuka Tumulus, Fujioka city, Gunma

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Mar.14,2015 瀧山幸伸 source movie


Nov.2009 撮影/文 野崎順次

群馬県藤岡市上落合字岡318番地ほか

県指定史跡 伊勢塚古墳

撮影日: 2006年4月22日

本墳は当初、円墳と考えられていたが、昭和62年度の範囲確認調査により直径27.2m、高さ6mの2段に築かれた不正八角形墳と考えられる。

内部構造は羨道、玄室からなる両袖型横穴式石室で、大きさは8.9mである。

石室の石積みに特徴がある。玄室は流麗な曲線を描く胴張りプランで、模様積み(珪岩質の転石を中心に片岩製の棒状の石を配する)と称される独特の石積み技法で、ドーム状の構造になっている。

また擬似マグサも架設されている。出土遺物に須恵器、埴輪などがある。6世紀後半に造られたものと考えられる。

上信電鉄山名駅を降りて、ぶらぶら歩いていく。春爛漫の晴天。

途中の原っぱは山名古墳群とのこと。よく知らないけど、横穴式石室はなさそう。

鏑川を渡る。

伊勢塚古墳が見えてきた。早速、石室に潜り込む。関西では見たことのない石の積み方である。細長い石をきめ細やかに積んでいる。

花を楽しみながら次の古墳を探しに行った。

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