広島県広島市東区 不動院
(Fudoin Temple, Higashiku, Hiroshima City, Hiroshima)
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広島市東区牛田新町3 不動院金堂 国宝 近世以前/寺院 室町後期 天文9(1540) 桁行三間、梁間四間、一重もこし付、入母屋造、こけら葺 19000407 19580208
広島市東区牛田新町3 不動院鐘楼 重文 近世以前/寺院 室町中期 永享5(1433) 桁行三間、梁間二間、袴腰付、入母屋造、こけら葺 19520719
広島市東区牛田新町3 不動院楼門 重文 近世以前/寺院 桃山 文禄3(1593) 三間一戸二階二重門、入母屋造、本瓦葺 19580514
A camera
B camera
広島県広島市東区牛田新町3-4-9
真言宗別格本山
新日山 不動院
撮影日: 2012年3月18日
不動院の前身は、14世紀中頃、足利尊氏・義直兄弟が国ごとに建立した安国寺であると言われている。
16世紀中頃、武田氏の滅亡後、寺院は一時傾いたが、その後、毛利輝元の使僧を務めた恵瓊(えけい)が住職となってから、堂塔は再建整備させ、寺勢は盛んとなった。
不動院には、市内唯一の国宝である金堂のほか、国・県・市の指定の文化財が多く所蔵されている。
現地説明板
国重文 不動院楼門 桃山 文禄三年(1593)
三間一戸二階二重門、入母屋造、本瓦葺
上層の尾椎に「朝鮮木文禄三」(1594)等の刻銘があり、文禄の役に従軍した恵瓊が当時の朝鮮から良材を持ち帰って建立したものと伝えられています。
県重文 木造仁王立像<二体>
像の高さ2,8メートル、檜材寄木造り、玉眼入り、像内に永仁二年(1294)の銘がある。
楼門反対側
国宝 不動院金堂 室町後期 天文九年(1540)
桁行三間、梁間四間、一重もこし付、入母屋造、こけら葺
広島市郊外の真言宗不動院の金堂であるが、天正年間に安国寺恵瓊が山口より移建した。もとは戦国大名の大内義隆が創建した禅宗寺院香積寺の仏殿で、天井絵の銘文より天文9年(1540)の建立とわかる。中世禅宗仏殿で最大規模を誇り、構造細部は禅宗様の典型で、本尊空間と礼拝空間からなる内部は、失われた中世五山仏殿を思わせる。
国重文 木造薬師如来座像 藤原時代
金堂の本尊 像の高さ1,4メートル。檜材寄木造、面相は円満、衣文は流麗定朝様。
金堂正面細部から建物外部左回り。
不動堂
庭園
修理工事中の国重文 鐘楼堂 永亨五年(1433)
桁行三間、梁間二間、重層袴腰付屋根、入母屋造柿葺き。内部には高麗鐘がある。
その他境内
墓地には、豊臣秀吉遺髪塔、福島正則供養塔、安国寺恵瓊墓、竹田刑部少輔墓がある。宝篋五輪塔?もあった。
参考資料
不動院HP
広島観光ナビHP
国指定文化財等データベース
Aug.2005 瀧山幸伸 HD(1280x720)
楼門
金堂
鐘楼
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