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広島県広島市南区 半べえ

(Hanbe,Minamiku,Hishoshima City, Hiroshima Pref.)

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 General
 
重森三玲による池泉回遊式庭園など
 Nature
 
 
 Water    
 Flower
 
300種を越えるツツジを始め、桜、梅、アジサイなど
 Culture
 
 
 Facility
 
広島を代表する料亭、茶室
 Food
 


July 22, 2018 野崎順次 source movie

広島県広島市南区本浦町8−12

半べえ庭園

(Hanbe Garden, Hishoshima City, Hiroshima Pref.)

1万坪の広さを誇る日本庭園を構える半べえ庭園は、ツツジの名所としても知られています。昭和初期に全国から苗期を集め、山一面に植えたというツツジは、約10万本。4月下旬から5月上旬、久留米つつじ、平戸つつじや深山霧島など、約300種ものツツジが、当時の姿そのままに毎年半べえ庭園の春を彩っています。また、日本料理店や喫茶で食事をしながら、美しい庭園を望みツツジを楽しむこともできます。

広島広域観光情報サイト「ひろたび」より)

今の季節は山には上がれず、料亭の前の庭園を楽しむ。特に聚花山の庭は昭和の大作庭家、重森三玲のダイナミックな作品である。

入口から右手へ進む。数寄屋作りの料亭「翠石苑」、緑に包まれた宴会場「六角苑」あたり。

               

聚花山の庭(昭和46年 重森三玲作)

本庭は約四百坪を有し、全体的には池泉回遊式とし、西北に豪華な竜門瀑を作って、布落式の水は下部の鯉魚石の頭に受け、鯉魚は三級板をまさに登って竜に化する姿を見せている。

(中略)

聚花園では、池畔に多数の豪快な護岸石組を設け、この池畔が古式による州浜形の地割を見せて変化に富み、全庭が蓬莱式の庭園として設計された関係で、その中島は蓬莱、方丈、瀛州、壺梁の蓬莱式四島であり、その中の一島は白砂のみの中島として白鶴島としての鶴島を見せ、一面鮮苔による亀島に対して鶴亀の両島がある。園中には石橋を架けて、園の内外に通ずる歩道を設けて回遊に便し、しかも一歩一歩変化を示す園内石組の美観を自由に鑑賞することが出来る。庭石は阿波(徳島県)の名石青石であり、白砂は京都白河産の白河砂である。時に茶亭で一服の茶を喫し、心ゆくまで本園の美景を鑑賞されたい。

(重森三玲「日本庭園歴覧辞典」の内、広島遊園地−聚花園−庭園より)

                             

水車の庭、昭和59年に重森完途(長男)により一部改築

          

林泉の庭、江戸中期の作、昭和42年一部改築、料亭「名翠苑」の正面

              

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