広島県三次市 旧真野家住宅
Kyu Shinnoke,Miyoshi city,Hiroshima
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三次市小田幸町字大平122みよし風土記の丘 旧真野家住宅(旧所在 広島県世羅郡世羅町) 重文 近世以前/民家 江戸中期 17世紀末-18世紀初 桁行14.9m、梁間8.9m、寄棟造、茅葺 19800126
A camera
B camera
浄楽寺・七ッ塚古墳群
たたら跡
広島県三次市
撮影:2013年7月
梁間8.9m、入母屋造、茅葺
江戸時代中期
真野(しんの)家は武士の出で、近世初頭に当地に土着したと伝える旧家である。構造年代は明らかではないが、構造手法からみて17世紀末から18世紀初め頃の建築と見られる。建築後、18世紀に一部上屋柱の撤去や前面側柱の取り替え、平面や間仕切り装置の変更などが行われた。昭和53年(1978)に広島県世羅町から現在地の県立みよし風土記の丘に移築された。
桁行7間半、梁間4間半で、屋根は入母屋造、茅葺である。平面は東方3間が土間で床上部は前面の下屋を縁とし、背面側の下屋は室内に取り込んで2間ずつ前後に仕切り、前側に2室、後ろ側3室を配した5間取りになる。梁間3間半を上屋とし、4周に半間の下屋を回した構造で、撤去された上屋柱を復すると上屋筋にはほぼ1間ごとに柱が立つ。
中国山地に所在する民家の古い例に属し、構造は古風で、上級農家の遺例として価値がある。
<内部>
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