広島県福山市 鞆 安国寺
(Ankokuji Temple, Tomo Town, Fukuyama, Hiroshima)
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福山市鞆町後地990−1 安国寺釈迦堂 重文 近世以前/寺院 室町中期 室町中期 桁行三間、梁間三間、一重、入母屋造、本瓦葺 柱聯1双 19270425
Nov.30,2020 瀧山幸伸
Apr.29,2013 瀧山幸伸 source movie
A camera
B camera
正法寺
釈迦堂(重要文化財)
広島県福山市鞆町後地990-1
県史跡
撮影日: 2011年2月27日
歴史
鎌倉時代 文永10年(1273年) - 無本覚心(法燈国師)を開山として金宝寺(安国寺の前身)創建、釈迦堂(仏殿)建立
鎌倉時代 文永11年(1274年) - 阿弥陀三尊像を造立
南北朝時代 暦応2年(1339年) - 足利尊氏による再興
室町時代 - 寺号を「安国寺」と改める
安土桃山時代 - 毛利輝元、安国寺恵瓊(1579年)による再興
江戸時代初期 ? 京都妙心寺の末寺となる
大正9年(1920年) - 法堂を焼失
昭和2年(1927年) - 釈迦堂が重要文化財(当時の国宝)に指定される
昭和17年(1942年) - 阿弥陀三尊像、法燈国師像が重要文化財(当時の国宝)に指定される
昭和30年(1955年) - 境内が広島県の史跡に指定される。
パンフレットとアプローチ
地蔵堂 - 江戸時代前期建立、釈迦堂の前だが、現在の境内の外にある。
国重要美術品 石造地蔵菩薩坐像、元徳2年(1330年)造立、総高 219cm 像高 120cm
隣の小さなお堂にも石仏が祀られている。
南に回って、山門からまず観音堂にお参りする。
重文 釈迦堂、附:柱聯(鎌倉時代)禅宗様建築、建物外部。
建物内部
重文 木造法燈国師坐像、附:像内納入品一括(鎌倉時代)
像内納入文書に建治元年(1275年)とあり、この時の造立と思われる。像高 85.2cm。法燈国師69歳の寿像で、年代の明らかな日本最古の頂相彫刻、および最古の寿像とされる。像内納入品の水晶五輪塔(小箱添、高さ6.9cm)なども重文指定である。
重文 木造阿弥陀三尊立像、附:像内納入品一括(鎌倉時代)
阿弥陀如来、観音菩薩、勢至菩薩の三尊。阿弥陀如来像内に文永11年(1274年)に仏師覚尊が造立した旨の銘がある。総高 313cm (光背)、中尊像高 170cm。一光三尊仏(三尊像が1枚の大きな光背を負う形)で、「善光寺式阿弥陀三尊像」と呼ばれる形式である。像内納入品の経巻、横笛、短刀なども重文指定である。
その他
県史蹟 安国寺本堂跡
県史跡 安国寺庭園
枯山水式庭園、16世紀中頃作庭、慶長4年(1599年)の安国寺恵瓊による修築時に蘇鉄植樹
その他
参考資料
安国寺パンフレット
ウィキペディア「安国寺」
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