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広島県福山市 鞆 沼名前神社

(Nunakuma Shrine, Tomo Town, Fukuyama, Hiroshima)

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Nov.30,2020 瀧山幸伸

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Apr.29,2013 瀧山幸伸 source movie

A camera

                 

B camera

                             


Aug.2012 大野木康夫 source movie

    

能舞台(重要文化財)

                  


Feb.2011 野崎順次

広島県福山市鞆町後地

撮影日: 2011年2月27日

沼名前神社(ぬなくまじんじゃ)は、鞆祇園宮(ともぎおんぐう)とも称され、大綿津見命(おおわたつみのみこと)、須佐之男命(すさのおのみこと)をお祀りしています。

今から千八百数十年前、第十四代仲哀天皇の二年、神功皇后が西国へ御下向の際、この浦に御寄泊になり、この地に社の無きことを知り、斎場を設け、この浦の海中より涌出た霊石を神璽として、綿津見命を祀り、海路の安全をお祈りになられたのが、当社の始まりです。

さらに、神功皇后御還幸の折、再びこの浦にお寄りになり、綿津見神の大前に稜威の高鞆(いづのたかとも:弓を射る時に使った武具の一種)を納め、お礼をされたところから、この地が鞆と呼ばれるようになりました。

須佐之男命は、鞆祇園宮と称され、元は鞆町内の関町に鎮座していたが、慶長四年の火災で焼失し、草谷(現在地)に遷座の後、明治九年綿津見神を合祀し、相殿として奉斎されています。

残念ながら、この祇園宮の創建については不詳です。

社格は国幣小社。また延喜式内社です。現在は神社本庁所属の別表神社です。

海上安全・漁業繁栄・家内安全・病気平癒・学業成就・安産等のご神徳があります。

一の鳥居をくぐり、隣のお寺の梅を愛でます。

          

県指定文化財 二の鳥居

鳥衾形鳥居と言われ、寛永二年(1625)水野勝重が長男勝貞誕生にあたり、その息災延命のため寄進したもの。

        

神馬舎

  

隋神門

          

国指定重要文化財 能舞台

豊臣秀吉遺愛のもので、京都伏見城内にあったが、元和六年伏見城解体の際、福山城主水野日向守勝成が徳川二代将軍秀忠から拝領、のち万治年中当社に寄進されたもの。

組立式能舞台として日本唯一のもので、昭和二十八年国の重要文化財の指定を受けました。

《構造》一重切妻造、桁行5.45m、梁間5.45m、屋根こけらぶき。

                   

拝殿および本殿。 拝殿前の石燈籠は、慶安四年(1651)水野勝貞が祖父勝成重病と聞き、病気平癒を祈願して奉納したもの。福山市指定重要文化財。

          

境内

    

何故か、第一次世界大戦の戦利品、ドイツ製大砲

  

二の鳥居に近くに森下仁丹創始者、森下博氏の銅像、鞆の出身です。

    

参考資料

沼名前神社HP

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