北海道小樽市 小樽運河周辺
Otaru canal, Otaru city,Hokkado
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June 14/15, 2017 瀧山幸伸
Aug.2011 瀧山幸伸 source movie
早朝
A camera
B camera
小樽運河
June 2008撮影:瀧山幸伸 source movie
運河付近
Otaru unga
早朝の運河
童謡「赤い靴」の碑
Aug.2004 撮影:瀧山幸伸 HD(1280x720)
さらに、緩やかに湾曲しているので、シーケンス景観が美しい。
水面の反射、倉庫に絡みつくツタの緑、レンガの色のコントラストが美しい
水路は活用されておらず寂しい。運河の記憶を保つためにも遊覧船などの小船が行き交う姿を見たい。
ホテルノルド小樽
街並景観に配慮し、調和を意識した建築。
ストリートファニチャのデザインに配慮がなされている。
運河の両面比較
倉庫の側は均質で美しいが、反対側は景観に配慮がなく、雑然とした建築が並んでいる。
倉庫の道路側、旧篠田倉庫
店の雰囲気、品物などは更なる改善が必要だが、歴史的な建造物を有効活用する姿勢は評価できる。
街路樹、植栽は、元倉庫街であったためか、かなり貧弱。
小樽フェリス教会
教会での結婚式は、このような非日常のおしゃれで歴史的な建造物で、大勢の見物客に祝福されて行うほうがフォトジェニックでもあり、思い出に残る。
洋風の街並に教会は必須アイテムであるが、小樽は異人さんの町ではなかったので、教会と異人館など、「ハレ」の施設が少なかった。
カトリック富岡教会は山の手にあり、伝統的案建築物で美しいのだが、一般には公開していない。
この教会で「倉庫街」の雰囲気が改善された。
倉庫の隙間が面白い。隙間を抜けると、運河が見渡せる
小樽運河食堂
倉庫を改造したラーメン店街
倉庫内の擬似の夜景は良いとして、夜の街歩きはロマンチックだから夜景の演出は重要なのだが、夜の運河付近は少々寂しい。
真冬の夜にもぜひ訪れたくなるような、暖かい気持ちになる仕掛けが欲しいものだ。
例えば、赤々と燃える灯火で飾ったはしけ行列、水上の浮き松明など。
あるいは、赤青の信号灯、灯台を模した回廊などだろうか。
暖かさを感じる演出が必要だ。
銀行街付近から北一硝子方面
Aug.2004 瀧山幸伸 HD(1280x720 )
当時の好景気に支えられた業務地区はヒストリカルディストリクト(歴史地区)だが、一体整備の途上であり、街並が揃っていない。
デザインに配慮が足りない高層住宅が入り込み、アンバランスで見苦しい景観となっている。
ビール売りの馬車
北一硝子方面へ
業務地区から南に伸びる通り沿いに商業港の建築を流用した観光商業ゾーンが形成されている。
建築様式は洋風和風が入り混じっており、それはそれで良いのだが、新しく建築された建物も建築主の意向により様々で、統一感に欠ける。
看板、照明、ストリートファニチャなどは、さらにばらばらで、街並への配慮が欲しい。
ガラス工芸の実演店付近
火のダイナミズムが伝わり、街並に活気が出る。
昆布など海産物の店舗も伝統的で好ましいが、この街は和なのか洋なのか、どちらもありなのか、ブランドイメージが混乱するかもしれない。
その混乱は、港町としての小樽の歴史の活きたミュージアムだと考えれば、過去の建築や施設は現状で良いのかもしれないが、新規に創り出す街並は議論されるべきだ。
このカーブ付近は街並を修景すると素晴らしく生まれ変わる。
現状
修景モンタージュ
建物はもちろんのこと、バスと看板と宅急便の幟がこの街のアンバランス感、ブランド喪失感を象徴している。
おもちゃ箱をひっくり返したようで面白いのだが、思い出のシーンとして心に残るのは難しい。
北一ガラス付近
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同じ事業主体であるため、倉庫をキーデザインとした店舗群を形成している。
ガラスは、船のブイ(浮き)から発生したもので、小樽の歴史との相関性がある。
そのわりにはこの街では「ブイ」をモチーフとしたデザインは普及していないが。
メルヘン広場に建つ小樽洋菓子舗 ルタオ展望台からの景観
北側
南側
小樽オルゴール堂 アンティークミュージアム
オルゴールと小樽がどのような因果関係かはわからないが、音景としては効果的。
昔の小樽を展示
洋菓子舗ルタオの最上階展望室に展示されている。
このように街の歴史を大切にする姿勢は訪問者にも評価される。
現在の景観と比較した写真、地図などがあれば、なお良い。
このような情報はビジターセンターにあるべきものだろう。
Aug.2004 HD(1280x720)
北一硝子方面から運河方面
洋風の小奇麗な花、ファニチャが倉庫のモノトーンな外壁を飾る。
倉庫の歴史を語る案内板
街の物語が語り続けられれば、地元と訪問者が想いを共有することができる。
電柱と照明ポールと歴史的建造物とコンクリートよう壁と交通標識
色とデザインを揃える工夫が必要だ。
かま栄
歴史とショーパフォーマンスをアピールする店。街の香り形成に貢献している。
横丁の倉庫の街並
建物の素顔として良い景観が残されている。
川沿いの景観
水路の修景と水音の演出、ガードレールと道路の修景に工夫が必要だ。
シーフード店のライブパフォーマンス
ライブ感、シズル感演出の好例。
シアトルの市場にある魚屋では、客が買ったサケなどの大型魚を大胆に放り投げるパフォーマンスで観光客を喜ばせていた。
コネチカットのStew Reonald、これは観光店ではないが、店のパフォーマンスを売り物に30年以上集客している好例だ。
買い物や食事はライブエンタテインメントと割り切って、日本の店もパフォーマンスやディスプレイに更なる工夫が必要だ。
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