北海道札幌市中央区 中島公園
Nakajima park,Chuoku,Sapporo city,Hokkaido
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札幌市中央区南11西4中島公園内 豊平館 重文 近代/官公庁舎 明治 明治13(1880) 木造、建築面積528.8㎡、二階建、亜鉛銅板葺 19640526
札幌市中央区南11西4中島公園内 八窓庵(旧舎那院忘筌) 重文 近世以前/住宅 江戸前期 江戸前期 二畳台目茶室、一重、切妻造、銅板葺 19360918
Oct.2020 酒井英樹
八窓庵(旧舎那院忘筌)
二畳台目茶室、炉台目切、一重、切妻造、銅板葺
八窓庵はもと近江長浜俊蔵院内にあったが、舎那院に移築。
大正8年(1919)に持田家所有となり、その後長澤家所有を経て昭和46年(1971)に札幌市に移築。
豊平館
Hoheikan
八窓庵(旧舎那院忘筌)
Hassoan(Kyu Shanain Bosho)
豊平館
Hoheikan
豊平館は開拓使官営のホテルとしてコンドルの意見も求めながら設計を開拓使工業局営繕課が担当し、大岡助右衛門の工事請負によって明治12年(1879)初春に起工、翌明治13年(1880)11年竣工した。
豊平館は当初札幌市北1条西1丁目にあって、明治14年(1881)8月に明治帝の行幸後、宮内省の接待所として、あるいは札幌市の公会堂として使用され、明治帝聖蹟にしてされ保存された。
戦後昭和32年(1957)中島公園内に移築された。
建物は南面し、木造総二階建で、翼屋の両端を前後にわずかに突出させ正背面に切妻をみせる。外観は基礎腰石積、壁下見板張りで隅定規柱付、二階床高に胴蛇腹を回らす。全面ペンキ塗仕上げ、上げ下げ窓、屋根は鉄板葺とする。
正面中央にはコリント式オーダーの柱を吹寄せに立てた半円形の車寄せを設け、その上を手摺付のバルコニーとし、両側面中央にも長方形のバルコニーが設けられている。正面中央の屋根には櫛形ペジメントを飾り、両翼部の切妻ペジメント頂部には開拓使のシンボルである星の飾りがつく。
北海道では明治初期にアメリカの影響を強く受けた洋風建築が多くあったが、豊平館は開拓使の手なる本格的洋風建築の遺構として貴重である。
木造、建設面積528.8㎡、二階建、鉄板葺
明治時代[明治13年(1880)]
中島公園 豊平館
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