兵庫県尼崎市 尼崎運河
(Amagasaki Canals, Amagasaki City, Hyogo Pref.)
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March 4, 2023 野崎順次 source
movie(Mar.4)
今回は自転車で運河地帯を南北に行ったり来たりして尼ロックを違うアングルで眺め、北堀運河から西堀運河沿いのサイクリング道を風に乗って飛ばし、西南端を目指した。
五合橋線(57号)を南に下り、五合橋で旧左門殿川を越える。東方は水道管橋の向こうに庄下川水門が見える。
橋の西は旧左門殿川が続き、そして左に折れて海へ向かう。
埋め立て地の大工業地帯を南へ、町名は東高洲町。
東堀運河をまたぐ東高洲橋、現役の跳ね橋である。
東堀運河
橋を越えると大高洲町、その南端に来て尼崎閘門(尼ロック)を見る。
旧左門殿川の河口付近
五合橋線を戻り、五合橋から西へ西高洲町の埋め立て地工業地帯
西高洲町の南端から尼崎閘門(尼ロック)を見る。
蓬川河口あたり
戻って蓬川を渡る中洲橋
中洲橋を渡ってすぐに左(南)にサイクリング道がある。蓬川沿いから北堀運河沿いに西へ。であい橋が見えてきた。
兵庫県尼崎港管理事務所
北堀運河をさらに西へ、であい橋から北堀水門
北堀運河から西堀運河へ、快適なサイクリング道を走る。
丸島橋あたり
丸島橋可動橋モニュメント
西堀運河の南端は丸島水門
頭上に阪神高速湾岸線がうねっている。
February 19 and 25, 2023 野崎順次 source movie(Feb.19) source movie(Feb.25)
尼崎運河は尼崎市の南部、臨海地域に位置します。「尼崎運河域」と呼ばれるその範囲は、概ね国道43号から南側の中島川と
武庫川に挟まれた、尼崎港を中心とする阪神工業地帯の核としても知られています。北堀・中堀・東堀・西堀・南堀の5つの運河の長さは6.9km、幅は
30~40m、水深は2~6mで、3つの河川(蓬川、庄下川、旧左門殿川)を合わせると運河域の全延長は12.4㎞になります。
(中略)
昭和初期に築港され、尼崎港の輪郭が 形成された後、臨海工業用地の埋め立て・ 造成事業が始まります。運河の整備は都市
計画事業として位置づけられ、室戸台風による災害復興事業として実行されたことも工業地帯化を促進しました。総面積44万5千坪の港となった埋め立て地には、電力・石油・鉄鋼を中核とする重化学工業の大工場群が進出し、新たに扇町・
末広町・鶴町と命名されました。埋め立ては 今も続いており、一部は兵庫県によるフェニックス事業用地(東海岸町沖地区)として
平成16年から利用が開始されています。
(尼崎市「尼崎運河へ行こう」パンフレット)
パンフレットと現地説明板
2月25日 尼崎運河中央部の出会い橋から尼ロックまで尼っこリンリンロードをサイクリングする。
尼崎センタープール競艇場の西を南に下り、道意町6丁目西の信号を渡り、祇園橋緑地を抜けると、であい橋が見えてくる。
であい橋
北堀運河と中堀運河を結ぶ橋。運河と人が出
合うことから名付けられました。橋の中央にそびえ立つモニュメントはかつての関西熱化学株式会社のガスタンクをモチーフにしています。現在は尼崎運河のシンボルとして知られ、縁結びの赤い糸が結ばれていることも。
(尼崎市「尼崎運河へ行こう」パンフレット)
北堀運河の西には北堀水門が見える。
北堀運河、東の方を見る。
中堀運河西岸の尼っこリンリンロードを南へ走る。対岸の工場の積み出し施設が見える。
南堀運河を大きく西に回り込み、そして東へ
昭和29年に建築された尼崎閘門(愛称:尼ロック)
平成6年に第2閘門、平成14年に第1閘門がそれぞれ造りかえられました。閘門とは水位の異なる水面で前後の2つの水門を交互に開閉することにより、潮位の高い海
水が運河内に流れることを防ぎながら船が航行できるようにした水門(船のエレベーター)のことです。尼崎閘門は、レオナルド・ダ・ヴィンチが考案したと言われるパナマ運河方式(両開き式)が使われており、閘門の大きさは日本一です。長さ90m、幅17m、前扉の高さT.P.+5.7m、前扉の重さ260t、通航可能な船の大きさ500総トンまで。
(尼崎市「尼崎運河へ行こう」パンフレット)
尼ロックは、(東から)旧左門殿川、蓬川、南堀運河の合流点に位置する。
同じルートを戻る。
2月19日 尼崎運河東端をめぐる。路線バス「あまドラ(尼崎ドライビングスクール)前」で降りて歩く。
左門殿川河口付近
尼崎市東部浄化センター(東松島町)あたり
庄下川にかかる橋から見ると東の端に松島排水機場が見える。その向こうはさっき見た左門殿川河口である。
西を見る。庄下川は約300m前方で右に折れる。
北岸の東町緑地を西へ
中国街道大黒橋跡、江戸時代八代将軍吉宗の時、象が通った。
庄下川はカギ型に流れる。南北から東西に変わる(現)大黒橋にはなぜか左門殿川と記載がある。
西方へ進む。前方の橋は築地城内橋。川は運河の役割を果たしていたようだ。
築地城内橋あたり
城下町「築地」の説明板
東部浄化センター(西松島町)に戻って、ミニシールド掘進機の屋外展示など
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