兵庫県芦屋市 会下山(えげのやま)遺跡
(Egenoyama Site, Ashiya City, Hyogo Pref.)
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国史跡の弥生高地性集落跡
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生活環境が実感できそう
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May 5, 2020 野崎順次 source movie
兵庫県芦屋市三条町258番地(地番)
国史跡
芦屋市三条町、六甲山系の一支脈である標高200mの山頂尾根部にある。西日本における高地性遺跡の典型。弥生中期前半から弥生後期前半のころ(弥生土器第III様式前半~第V様式中葉)の遺跡で、遺物は後期のものが多い。山頂部に祭祀場2か所、次いで首長住居と柵跡が尾根上部にならび、一般住居と区別されていた。住居跡は7か所、いずれも2度以上建て替えられている。他にソトクド跡(のろし台とも考えられる)、廃棄場跡、泉跡、土壙墓4基などが遺存していた。漢式三翼鏃〔やじり〕、銅鏃、大型逆刺鉄鏃、鍛造鉄斧〔てつおの〕、鉄鑿〔てつのみ〕、ヤリガンナ6点、鉄鏃8点、鉄釣針など鉄器が多く、ブルーのガラス小玉14点出土した。軍事的色彩の濃い遺跡である。
(執筆者:村川行弘、 apedia Web版尼崎地域史辞典より)
芦屋市作成のパンフレット、現地説明板
遺跡の入り口から急坂の山道を登る。
標高160m、C 住居跡、E 住居跡
すこし東に下ると、X 住居跡、U 廃棄場跡、N 住居跡、N 焼土坑、
さらにJ
復元高床倉庫、L 住居跡
尾根に戻り、北に上がると、F 住居跡、Q 祭祀場跡
最高所(標高200m)のS 祭祀場跡、阪神間の眺望がよい。
少し北に下り、遺構北限の堀跡あたり
帰りの山道
帰りの芦屋山手の町、おしゃれな建物が多い。急坂のためか、道路舗装はコンクリートで途中からアスファルトになる。
ちょっと名の知れたトルコ料理店「サクルエブ」でケバブサンドを買い、阪急芦屋川駅に戻る。
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