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兵庫県猪名川町 静思館(旧冨田家住宅)

(Seishikan – Former Tomita Residence, Inagawa-cho, Hyogo Pref.)

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豪壮かつ繊細な見事な調和
 Nature
 
 
 Water    
 Flower
 
 Culture
 
 
 Facility
 
 Food
 


September 26, 2015 野崎順次 source movie

兵庫県河辺郡猪名川町上野字町廻22

猪名川町役場の隣に建つ町立静思館(旧冨田邸)は、昭和62年には「ひょうご住宅百選」に選ばれ、平成16年6月に国登録有形文化財として登録されました。この屋敷は、昭和7年から3年の歳月と当時の金額で10万余りという莫大な資金とをかけて故冨田熊作氏が建てたものです(昭和7年の国家予算は約204万7千円)。敷地は約2500㎡、18棟が文化財として登録されています。昭和59年に猪名川町が購入、人々の憩いの場として、また様々な催しの場として使われています。

 

冨田熊作氏は明治5年上野村(現猪名川町上野)で生まれ、世界的美術商の山中商会などのロンドン支店長として25歳から50歳までを過ごしました。中国陶磁では欧州一ともいわれるバウアー・コレクションは彼の選定によるものです。

大正11年に帰国し、京都で古美術商を営みつつ、故郷に農家を模しながらも隅々までその審美眼を光らせた数奇屋住宅を建てたのです。

彼の息子健治氏は、近衛内閣の書記官長などとして中央政界で活躍し、戦後は衆議院議員として地元上野から出馬しました。

(猪名川町観光なんでもガイドウェブサイトより)

パンフレット

   

道路に面した入り口、番小屋、井戸小屋、表門へのアプローチ

       

表門

              

主屋(しゅおく)正面

             

主屋土間

                

主屋座敷

                                                 

主屋の裏から庭に回る。

                      

茶室外部と内部

              

南庭、書斎蔵、庭塀

            

供待ち、柴部屋、勝手門

      

道具部屋、炭部屋、味噌部屋、乾蔵

         

中蔵、衣装蔵、給水塔

      

帰途

   

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