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兵庫県伊丹市 鴻池神社
(Konoikejinja Shrine, Itami City, Hyogo Pref.)

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県重文の江戸初期本殿
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May 8, 2020 野崎順次 source movie

兵庫県伊丹市鴻池6-22-52


主祭神は勾大兄(まがりのおおえ、安閑天皇)、配祀神は誉田別命(応神天皇)。

古くは「安閑天王神社」と称し、江戸時代までは「蔵王権現」と称していた。明治3年(1870年)「安閑天皇社」へ改称、大正7年(1918年)には慈眼寺にあった鴻池村の村社八幡神社を合祀し、現社名「鴻池神社」となった。
平成7年(1995年)には兵庫県南部地震により元禄6年(1693年)建立の拝殿が倒壊したが、平成9年(1997年)に再建された。
    


本殿は窓のない覆屋の中で、拝殿正面のガラス越しに見るだけである。
  


県重文 鴻池神社本殿 一棟
鴻池神社本殿は、一間社流造りの建造物で覆屋の中に納められている。屋根はこけら葺で全体の構成や細部手法は、江戸時代初期の神社建築の特徴を持ち、彩色などの保存もよい。特に蟇股・木鼻などの彫刻もすぐれており伊丹における神社建築の代表的なものである。ちなみに、鴻池は、当時有名な宮大工松原氏一統の居住地であり、おそらくこの本殿もその手になったものと推定される。
伊丹市教育委員会
(現地説明版より)
            


平成29年、台風21号に依り倒壊した元の鳥居、境内社など
     

 

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