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兵庫県伊丹市 桑津神社

(Kuwazujinja Shrine, Itami City, Hyogo Pref.)

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  General   県重文の江戸初期本殿
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May 8, 2020 野崎順次 source movie

兵庫県伊丹市西桑津1-3-30

火明命と火爛命は瓊々杵尊の皇子で、国土創成に大いに働いた。御神徳は赫々として、災禍を除き、古くから安産守護の神と仰がれた。火明神社と火爛降神社は共に、もと西桑津、東桑津の北約二百米(約一丁半)の地に鎮座、鎮座地は濠を廻らした前方後円墳の形をした古墳の面影があり、両社とも同じような神域で御神縁の深きと思われるものがあった.
(神奈備にようこそ!ウェブサイトより)

昭和十七年、飛行場拡張工事に伴い、東桑津の火爛降(ほすせり)神社、西桑津の火明(ほあかり)神社が現在地へ移転・合祀され、社名が桑津神社と改称された。
(現地説明版より)
        

県重文 桑津神社境内社稲荷社 
建築様式 一間社流造
御祭神 宇迦廼御魂神(うけのみたまのかみ)
境内社の稲荷社本殿は、旧火明神社本殿を転用したものである。『兵庫縣神社誌』(昭和十二年)によると、火明神社は「檜皮葺流造」とあることから、かつての屋根は檜皮葺であったことがわかる。土台の上に建ち、浜床・浜縁を設け、正面と側面に榑縁を廻し、背面柱筋に脇障子を立てる。平面は身舎(もや)奥行きの中央に板壁と板扉を設け、前方外陣、後方内陣とする。内外陣境の板扉は周囲に枠を設け、外陣正面は菱格子の扉である。
材質は、柱はケヤキ、その他はヒノキを主に使用する。
棟札に、建立年は慶安元年(1648)、伊丹の大工善太夫家重の作と記されている。建立年代の明らかな神社本殿では、市内で、同じく県指定文化財である春日神社本殿に次いで古く、阪神地域に所在する同種建造物の建立年代の指標となる神社本殿として、極めて重要な遺構である。
平成二十九年二月伊丹市教育委員会
(現地説明版より)
                      


境内の花
    

 

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