兵庫県加西市 北条節句祭
Hojo "Sekku" Festival, Kasai city, Hyogo
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April 1,2023 大野木康夫
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加西市北条地区の住吉神社の春季例祭は、かつては旧暦の3月3日が本宮であったところから、「北条節句祭」と呼ばれています。
2基の神輿と15基の化粧屋台が繰り出す大規模な祭りで、現在では4月の第一土曜日が宵宮、第一日曜日が本宮です。
本宮の宮入が一番盛り上がり、夜には龍王舞と鶏合わせ神事が行われるのですが、地元の神社の行事の関係で宵宮の本社宮入を見に行きました。
住吉神社へのアプローチ
酒見寺にも祭の露店
境内中央の勅使塚
東西神輿は今年大修理を終えた姿です。
宵宮本社宮入は12時からで、化粧屋台が待機中
播州の屋台には姫路で多く見られる神輿屋根の屋台、三木などで見られる平屋根型布団屋台などがありますが、北条の屋台は反り屋根型布団屋台で、布団屋根を反らせて神輿屋根のようにしています。
また、舁き手の衣装は着流しと決められているそうです。
拝殿前から見た勅使塚
各町の総代はモーニングにシルクハット姿でステッキを持って拝殿前に待機
氏子地域は東郷と西郷に分かれており、屋台の奉納は西郷の各町からでした。なお、西郷の神輿当番である黒駒は屋台を奉納しません。
1番目は谷町の屋台です。鳥居をくぐり、勅使塚に登って差し上げます。
差し上げるときは舁き手がタイミングを合わせて16回膝を屈伸して屋台を揺らしてから一気に差し上げ、そこから何回か手を上について屋台を揺らしてから戻します。
飾磨や松原の祭りで掛け声が「ヨーイヤサ」ばかりで、迫力がありますが単調なのに対し、北条の掛け声は独特でいろいろでした。
担いで移動する時は「ヨイヤサー ヨイヤサー ヨイヤサッサー ソレ ナンチキドッコイショ」で、差し上げる前の屈伸に入る時は「ヨーイト サーノーセー ソレ ナンチキドッコイショ」、差し上げるときは「差してやろィ ソレ 差してやろィ ソレ」でソレのところで手を上に突き上げます。そこから「回りましょィ ソレ 回りましょィ ソレ」と突き上げ動作が続き、いくつかの屋台では実際に差しながら回転して方向転換をしていました。屋台を肩に降ろすときは「しーずーめーまーしょ エー ヨイヤサー ヨイヤサー ヨイヤサッサー」で、移動時の掛け声に戻ります。
勅使塚を越えて拝殿前で差し上げると、西郷の屋台は反時計回りに境内を回り、拝殿前に差し掛かるたびに差し上げます。
小谷
笠屋
谷町の2回目
小谷の2回目
笠屋の2回目
西上野
笠屋の3回目
西上野の2回目
市村町
西上野の3回目
市村町の2回目
宮前
市村町の3回目
宮前の2回目
満開の桜と屋台
宮前の3回目
総代
東郷の8屋台は境内を時計回りに回ります。
本町
本町の2回目
横尾
本町の3回目
横尾の2回目
東高室
横尾の3回目
東高室の2回目
古坂2周
古坂は東神輿の当番で、神輿舁き衣装を着た舁き手がいます。
西高室
古坂3回目
西高室2回目
南町
西高室3回目
南町2回目
栗田
桜と屋台
御旅町
栗田2回目
御旅町2回目
御旅町3回目
御旅町
西神輿の舁き手の入場
東神輿の舁き手の入場
境内風景
行列の出発
東神輿の出発
西神輿の出発
東郷各町屋台
御旅町
栗田
南町
西高室
古坂
東高室
横尾
本町
西郷各町屋台
谷町
小谷
笠屋
西上野
市村町
宮前
帰路
御旅所(大歳神社)
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