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兵庫県神戸市垂水区 旧武藤山治邸(旧鐘紡舞子倶楽部)

(Fomer Muto-sanji-tei House, Tarumiku, Kobe City, Hyogo)

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December 31, 2022 and January 8  野崎順次 source movie

 

2023兵庫県神戸市垂水区東舞子町2051
旧武藤山治邸

国登録有形文化財

旧武藤家別邸洋館は1907年(明治40年)、実業家で衆議院議員も務めた武藤山治(1867年 - 1934年)の別邸として、舞子海岸の有栖川宮別邸(現舞子ビラ)近くに建設された木造二階建の円形バルコニー・スレート葺の屋根・下見板張りの外壁が特徴の洋館。大熊喜邦による設計は北野町の異人館と同じコロニアル様式を基礎にデザインされ、海側に広く張り出す円形ベランダを外観上の特徴としている。武藤山治逝去後の1937年(昭和12年)には鐘淵紡績に寄贈され、「鐘紡舞子倶楽部」と命名され企業の厚生施設として利用されることになる。
(中略)
2007年(平成19年)、所有者であるカネボウから建物・家具・絵画・調度品・蔵書等の寄贈を受けた兵庫県は、当初所在地に程近い兵庫県立舞子公園への再移築工事を開始し、同時に撞球室を外観復元した管理棟を建設した。建造材の大部分や外装材の一部は新材で再現されているものの、建具や内装の仕上げ材は当初のものが使われている。平成7年、幸いにも阪神大震災に解体中であったため、ステンドグラス・窓ガラス・暖炉・家具なども当時のものがそのまま残っている。移築・修復竣工後の2010年(平成22年)10月から一般公開を開始した。
(ウィキペディア「旧武藤家別邸洋館」)

パンフレットと現地説明板
    


建物外観
            


管理棟内部
    

1階、食堂
        


広間
    


応接間
        


ホール、トイレ
        


階段
          

2階、貴賓室
             


書斎
    


広間
         


Mar.2012 野崎順次

兵庫県神戸市垂水区東舞子町2051

撮影日: 2012年3月11日

武藤山治(1867年—1934年)は、鐘紡の中興の祖と言われ、衆議院議員としても活躍した。その邸宅は明治40年(1907年)に建てられた木造二階建てのコロニアル様式の西洋館で、設計は大熊喜邦によるものである。下見板張り、天然スレート葺、そして海に面して張り出した優雅なベランダが特徴である。外観は二度の移築により構造材の大部分や外装材の一部は新材で再現されているものの、建具や内装の仕上げ材は建築当初のものが残されている。また、ステンドグラスや暖炉、家具調度品などは当時のまま残っており、明治期の西洋館の住宅形式や当時の実業家がどのように生活していたかを知ることが出来る非常に貴重な建物である。国の登録有形文化財に指定されている。

パンフレットと現地説明板

   

建物外部

             

管理棟

    

邸宅1階

           

階段を上って2階へ

                    

参考資料

財団法人 兵庫県園芸・公園協会HP

旧武藤山治邸パンフレット

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