兵庫県神戸市北区 豊歳神社
(Toyotoshijinja Shrine, Kitaku, Kobe City, Hyogo)
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神戸市北区大沢町市原字月方631 豊歳神社本殿 重文 近世以前/神社 室町後期 永正8(1511) 一間社隅木入春日造、こけら葺 19790521
April 22,2023 大野木康夫
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私?
周辺風景
境内
本殿(重要文化財)
所在地 兵庫県神戸市北区大沢町市原字月方631
豊歳神社は北神でも三田や吉川に近い大沢地区の市原に鎮座しています。
吉川の東光寺、歓喜院の近くです。
本殿(重要文化財)
永正8(1511)年の建築
一間社隅木入春日造、こけら葺
立派な覆い屋に入っています。
正面に二か所設けられている賽銭を入れる口から拝観しました。
Apr. 2012 撮影/文: 野崎順次 source movie
神戸市北区大沢町市原字月方631
撮影日: 2012年4月1日
北区長尾町上津谷字袋谷の大歳神社の分霊と伝えるが、勧進年代は不詳である。本殿は永正8年(1511)紀守国が造営、その際に守国が信奉する豊受大神の分霊と御年大神を合祀し、社名を豊歳神社と改めた。明治元年の神仏判然令発布までは石峯寺竹林院が管理していた。
本殿は桁行1.228メートル、梁間1.09メートル,向拝出1.09メートルの小規模な社殿だが,覆屋内にあり、軸部、組物は無論、破風、懸魚、鬼板まで完存している。また、正面向拝の庇下の蟇股の雲竜彫刻や、本殿正面の欄間の透彫は、桃山時代の先駆とみられ、室町後期から桃山時代への移行を知ることができるものとして、極めて貴重である。
JR三田駅から神姫バスで市原で降り、田園地帯を10分ばかり歩く。今年の春は遅く、まだ肌寒いが、息吹は感じられる。
豊歳神社。拝殿の奥の本殿は覆い屋の中である。
国重文 豊歳神社本殿 室町後期 永正八年(1511)
一間社隅木入春日造、こけら葺
小規模な一間社隅木入春日造の本殿で、南都大工の手になる。縋破風を内寄りに取り付けたり、組物の横への拡がりを多くして下に彫刻入りの持ち送りをつけるなど庇廻りに技巧をこらし、室町時代後期の特色をよく現わす。
末社
このあたりにはキジが多い。神戸市が放ったのが増えているそうだ。近づくと直ぐに藪に隠れる。
梅
つくしんぼ
空色小花
その他
参考資料
国指定文化財等データベース
神戸市HP
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