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兵庫県神戸市兵庫区 神戸市水の科学博物館(旧奥平野浄水場)

(Kobe Water Science Museum, Hyogo-ku, Kobe City, Hyogo Pref.)

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Nov.2014 野崎順次 source movie

兵庫県神戸市兵庫区楠谷町

六甲山の麓、緑に囲まれて建つドイツルネサンス様式の東西50mに及ぶ白亜の館は、1917年(大正6年)竣工の「奥平野浄水場旧急速濾過場上屋」で、その風格ある外観から、戦前の都市政策における水道事業の重要性を慮ることができる。奥平野浄水場は神戸市水道創設時の浄水場であり1900年(明治33年)には付近の布引貯水池(布引ダム)、烏原貯水池などの水源を浄化の上、市内への給水を開始している。また1919年(大正8年)に完成した神戸市北区の千苅ダムから、延々30km以上の送水管(神戸水道)の終着点でもあった。

日本建築学会からの保存要請を受けて、1990年(平成2年)に、この館の保存活用を目的とする神戸市水道給水開始90周年を記念した「水」をテーマとする科学館「神戸市水の科学博物館」として公開した。

館内には、3D映像と噴水を融合させた劇場「ハイブリッド3Dシアター」や「水のサーカス」、「アクアカッター(高水圧切断機)」、「アクアサロン(図書室)」等があり、楽しみながら水の科学や水の重要性について理解を深めることができる。

前庭には、各展覧会入賞の立体造形作品が展示されている。

(ウィキペディア「神戸市水の科学博物館」より)

登録有形文化財(建造物)

奧平野浄水場旧急速濾過場上屋 大正六年(1917)

煉瓦造平屋建,スレート葺,建築面積558㎡

横長平面を持つ煉瓦造建物で,御影石と化粧煉瓦を用いた外壁の仕上げや中央入口部を突出させ両端にドーム屋根の塔屋を配した構成に特徴がある。神戸市に事務所を開いていた河合浩蔵の設計で,その作風がよくあらわれている。内部を改修して博物館として公開。

屋外展示アート「月を盗む」

屋外展示アート「ドン・キホーテ・シリーズ(見果てぬ夢・門出)」

その他

水の科学博物館、1F エントランスゾーン

1F ウォーターサイエンスゾーン

2F アクアサロン

2F 水と環境生命のゾーン

2F 水とくらしのゾーン

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