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兵庫県南あわじ市 神宮寺

(Jinguji,Minamiawaji City,Hyogo Pref.)

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March 1, 2025 野崎順次 source movie

兵庫県南あわじ市沼島2523

高野山真言宗
龍燈山 神宮寺
(Jinguji Temple, Minamiawaji City, Hyogo Pref.)


最初にご住職中川宜昭氏に心からの謝意を表します。事前連絡もせず突然お尋ねしたにもかかわらず、庭園の拝観をさせていただき、また、体調万全でないにもかかわらず、各種石碑、沼島衆ウルップ島文書について詳しくご説明頂きました。

神宮寺は元慶四年(880年)に開基された由緒あるお寺です。宮寺であるのでこの寺の僧が、神官とともに沼島八幡神社の守護にあたりました。梶原氏の菩提寺でもあったので、厨子、紺紙金泥経、曼陀羅など、数々の宝物は梶原氏の寄進と伝えられます。 本堂の裏の傾斜地を利用し、岩盤を生かした「築山式枯山水庭園」は市指定史跡名勝天然記念物です。
(淡路島観光協会ウェブサイト)

現地説明板

    

山門、白槇(びゃくしん - 樹齢数百年か)、本堂

      

本堂前

        

司馬遼太郎「菜の花の沖」より引用の石碑(沼島衆を称えている)。

  

東日本大震災初盆鎮魂歌(宜昭和尚)

  

それから

     


県名勝 神宮寺庭園 築山式枯山水 室町時代(江戸初期とする説あり)
庭園の最大の特徴が、島内で産出される結晶片岩を用いた、山畔を埋め尽くすような石組群です。石組は倒れてしまっている箇所もありますが、板石を自在に組んだ鋭く躍動的な美しさは、阿波国分寺庭園を彷彿とさせます。山畔の中心には、主景となる枯滝石組があります。鋭い傾斜により「人」字形に組まれています。
作庭に関する資料は残されていませんが、石組手法は鋭さと力強さを兼ね備えたものであり、寺が現在地へ移転した万治2年(1659)頃の作庭と考えるのが妥当と思われます。
(茶の湯的・建築 庭園 町並み鑑賞録ウェブサイトより)

本堂・書院裏に回り込み、全景

            

礼拝石と龍門瀑

        

遠山石

   

舟石、三尊石、遠山石

        

岩島と出島

       

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