兵庫県西宮市 日野神社
(Hinojinja Shrine, Nishinomiya City, Hyogo Pref.)
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May 9,2020 野崎順次 source movie
兵庫県西宮市日野町2-51
主祭神 天照大神、豊受大神、春日大明神を祀る。
神社のある土地は、古くは瓦林(河原林)荘と呼ばれ、さらに古くは廣井荘と称し、摂津国廣井連(百済王避流王の後裔)と関係のある土地であったらしい。当神社の周囲は建武3年(1336年)に赤松則村の家臣・貴志義氏によって築城された瓦林城の城跡とされる。貴志五郎四郎義氏は、現在の三田市にあった貴志荘を母体とする武将である。その後、菅原道真の子の右馬之介を家祖とし、足利尊氏の家臣として三河から移住して来た、瓦林(河原林)氏が居城とした。北朝の康安年間(1361年
- 1362年)、瓦林弾正左衛門が瓦林城の鎮守として城内に日野神社を創建した。
神仏分離以前は虎爪林(こつめばやし)神宮寺が併設され、本尊は観世音菩薩であった。周囲の森は「日野神社社叢」としてひょうごの森百選に選ばれている。境内社に愛宕神社、琴平神社、厳島神社等。
平成7年(1995年)の阪神・淡路大震災で社殿が全壊。永らく仮殿のままであったが、平成22年(2010年)に再建された。
(ウィキペディア「日野神社(西宮市)」より)
兵庫県指定天然記念物
日野神社 社叢
指定面積 約14,000㎡
指定年月日 昭和46年4月1日,
日野神社社叢は、武庫川下流に発達した沖積地上に立地する典型的な常緑・広葉樹林で、クスノキ・クロガネモチ・アラカシを主要構成種とする。その高木層はクスノキ・クロガネモチ・クロマツなど、亜高木層はシャシャンボ・アラカシ.・ヒメユズリハ・クロガネモチ・ヤブツバキ、低木層はサカキ・ヤブツバキ・ピサカキ・シャシャンボ・カナメモチ・モッコク・草本層はアラカシ・ピサカキ・イヌビワ・チャノキ・ベニシダ・マンリョウ・ササクサ・アオキ・テイカカズラ・ヤブコウジ・キズタ・ナガバシャノヒゲなどからなり、樹種は約200種を超える。
都市化の進展した阪神間において、このような大規模な暖地性植物群落が残存している例は極めて少なく、その学術的な価値は高い。
西宮市教育委員会
(現地説明版より)
現地説明板
南側、阪急電車神戸線に接した鳥居、瓦林城址の石碑
参道西側の社叢、南から北へ
神社拝殿、本殿、末社
巨大クスノキ
北部の社叢
参道を北へ戻る。途中の家は宮司さん宅か。
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