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兵庫県篠山市 長谷寺

Chokokuji, Sasayama city, Hyogo

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篠山市藤坂三之市 長谷寺妙見堂 重文 近世以前/その他 室町中期 室町中期 一間社流造、板葺 1979052


Dec.15,2015 瀧山幸伸 source movie

                          


July 20,2015 大野木康夫 source movie

長谷寺妙見堂

入り口、バス停付近

バスの頻度からして、公共交通機関での訪問はほぼ不可能です。

妙見堂説明板

覆屋の中の妙見堂、広角レンズでの撮影

覆屋、隣のお堂

入り口付近の水田


Jan.2012 大野木康夫 source movie

長谷寺妙見堂

Chokokuji Myokendo

所在地 兵庫県篠山市藤坂

2012.1.9撮影 

室町時代中期の建築

一間社流造、板葺

もと真如寺の鎮守社で、覆屋に入っている。

一間社流造、屋根は流し板葺としており、比較的簡素で、古式な手法になる。

室町時代中期の一間社流造の遺構として重要である。

(国指定文化財等データベースより)

篠山市中心街から篠山川北岸の県道を東に10㎞弱行くと細工所交差点で、そこから国道173号線を北に7㎞弱行き、左折して県道300号線を2㎞ほど行くと、左手に林景山長谷寺が見えます。

京都からだと、京都縦貫道丹波インターから国道9号線、国道173号線を通って兵庫県に入ってすぐが県道300号線の分岐になります。

妙見堂は、お寺から少し西に行って右手に見える山の中腹にあります。

舗装道も整備されており、県道にはささやかながらも標識が立っています。

この日は妙見堂の公開日で、山麓にある金網の扉も開けられていました。

参道の途中で、オスのシカが防護ネットに角を引っ掛けていました。

麓から上るとすぐに妙見堂と虚空蔵菩薩が祀られているお堂があります。

奥側の鳥居の上、覆屋に入っているのが妙見堂です。

妙見堂は、元は真如寺(深入寺)というお寺の鎮守社で、室町時代に山名氏が寄進したものだそうです。

真如寺が江戸時代に廃寺となった後は長谷寺の管理となり、現在に至っています。

平成元(1989)年に解体修理がおこなわれました。

まだ早朝で地元の方が来ておられなかったので、覆屋の格子ごしに、暗い堂内の妙見堂を撮影しました。

地元の方が来られて御開帳の準備のために覆屋の扉を開けられたので、再度撮影しました。

覆屋が茅葺(銅板張)だったのには少し驚きました。

隣のお堂や祠も撮影しました。

普段は金網の扉は閉まっていますが、鍵が掛かっていないのでお参りすることはできます。

お寺と離れているので少しわかりにくいですが、それさえわかっていればなんとかたどりつけると思います。

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