兵庫県篠山市 元篠山藩家老屋敷 如月庵
(Nyogetsu-an, Sasayama City, Hyogo Pref.)
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栗入り味噌使用猪鍋 |
August 3, 2019 野崎順次 source movie
篠山観光ホテル 如月庵庭園「蓬春庭」
(Nyogetsu-an Early Spring Garden, Sasayama Kanko Hotel, Tanbasasayama City, Hyogo Pref.)
かつては篠山藩家老屋敷であった旧畑氏邸内に、三玲は如月庵露地(現存せず)とともに作庭している。現在は篠山観光ホテル内の「如月庵」という食事処の庭として保存され、利用者の目を楽しませている。蓬春庭は苔に覆われた築山に二つの蓬莱式三尊石組を配し、白砂部には輪郭線の鋭い船石を一つ据えている。見ようによっては三尊石組を枯滝に見立て、船石を鯉魚石と解釈することも可能だろう。もっとも目を引く中心石(船石)は、同じく三玲による東福寺山内、龍吟庵庭園の龍の頭部を表す石組を想い起こさせる。おそらく、滝を登り切った鯉が龍と化し、今まさに蓬莱神仙の上空に飛び立とうとする姿を表したものだろう。小高い山々に囲まれ、雲海のたなびく丹波盆地を、この龍の背に乗って眺めてみたいものである。
(シリーズ京の庭の巨匠たち5「重森三玲II—自然の石に永遠の生命と美を贈る」重森三明著、2010年9月20、京都通信社より)
立派な門から如月庵へ
ボタン鍋を食べないと、庭の見える部屋には入れない。暑い昼間から食べることにしたが、予期してなかった店側は、テーブルを用意したり、エアコンを稼働させたり、あわてていたよう。汗をかきかき食べたが、味噌味で美味しかった。
蓬春庭、核心部
蓬春庭、いろいろ
March 28, 2015 野崎順次 source movie
如月庵にある庭園は、篠山藩家老屋敷に終戦後に新築されたものであって、昭和44年秋に重森三玲が設計指導したものである。約100坪(330㎡)前後の長方形で書院と同時に作庭された。庭内には役石、飛石があって、樋石・手燭石・前石・鏡石の竹垣と枯れ水の庭、鎌倉期の手水鉢とが良く調和が取れた筆者の代表的な作庭である。
(笹山観光ホテルウェブサイトより)
猪鍋の美味しい店らしいが、お腹が空いてなかったので、無理をお願いし、庭を見せていただいた。
立派な門と建物
重森三玲による庭
近く
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