兵庫県丹波市 川代渓谷
(Kawashiro Valley, Tamba City, Hyogo Pref.)
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兵庫県丹波市山南町上滝および丹波篠山市味間奥・大山下
【丹波市観光 100選】 自然・風景等部門選定
川代渓谷は、加古川の上流域篠山川が篠山盆地に向かって切り込むように発達したもので、東西約4キロメートルのこの渓谷は、他の地に見られるような河岸段丘や段丘堆積物もありません。この渓谷の形成原因が他地域と異なる事を示しており、今から二万年前、武庫川下流の上昇や氷期により土砂生産が多くなった等の原因で、盆地内川床が高くなり、水は西部の加古川市流に溢れ出て現在のような川代渓谷を作ったと推定されています。
渓谷には大小様々な岩脈が存在していて篠山層群の堆積岩層(たいせきがんそう)がみられ、約一億年前の湖に堆積したそうで、礫岩(れきがん)、砂岩(さがん)、凝灰岩等の互層があります。これらの岩脈と河川の浸食作用によって、様々な奇岩・奇景を作り出し珍しい自然公園の趣きを呈しています。
(丹波市観光協会サイト)
これまで何十回と福知山線行き帰りの車窓から見てきた渓谷である。いつもここに来ると、車内を左右してカメラで連写する。動画を撮る余裕はない。いつか下滝駅で降りて、2~3km歩いて、車道から巨岩と激流と列車と橋梁をじっくり撮影してみたい。
住所は丹波市山南町上滝だけでなく、福知山線から見る核心は丹波篠山市味間奥・大山下であるが、観光地としては丹波市の「なわばり」のような気がしたので、山南町上滝とした。
2023年5月27日早朝 上流から下流へ (核心部のひとつ)
2023年6月17日 下流(下滝駅)から上流(丹波大山駅)
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