兵庫県丹波市 高座神社
Takakurajinja,Tanba city, Hyogo
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Apr.2020 酒井英樹
<本殿>
彫刻位置図
≪蟇股≫
位置図
正面
向かって右から
右側面
二重虹梁蟇股
下部 向かって右から
上部
背面
向かって右から
左側面
二重虹梁蟇股
下部 向かって右から
上部
正面庇部分
向かって右から
≪力士≫
正面庇 唐破風内
≪鬼板≫
正面庇 千鳥破風部
恵比寿
正面庇 千鳥破風部
大国主
≪懸魚≫
正面庇 唐破風部
≪木鼻≫
麒麟
獅子
犀
獏
≪手挟≫
正面庇屋根
天女
牡丹
正面入母屋破風屋根
≪尾垂木≫
象
龍
≪脇障子≫
右脇障子
左脇障子
≪長押≫
天女
迦陵頻伽
鴛
≪その他≫
October 8,2018 大野木康夫 source movie
所在地 兵庫県丹波市丹南町谷川3557
高座神社は丹波市に2座あり、訪問したのは丹南町谷川の高座神社です。
JR福知山線谷川駅から2kmほど南に行った山間に鎮座しています。
神門、拝殿
この日は祭礼でした。
本殿(重要文化財)
宝永2(1705)年の建築
桁行正面五間、背面六間、流造、正面千鳥破風二箇所付、向拝一間、入母屋造、軒唐破風付、檜皮葺
丹波地方最大の本殿建築ということです。
屋根に破風が左右2つ、向拝の入母屋屋根の破風と軒唐破風もあり、大変珍しい形です。
細部は彩色が美しかったです。
May 2018 酒井英樹
高座神社は丹波市南部の山裾に鎮座する神社で、江戸時代は「高座大明神」として柏原藩織田家の保護のもと栄えた。
<本殿>
宝永2年(1705)上棟、翌宝永3年(1706)に遷宮。
正面5間とする流造を基本とするが、中央に入母屋造、軒唐破風付の向拝を付け、さらに屋根の左右2か所に千鳥破風を飾る。
独創的な屋根の屋根形式をもつほか、組物を三手先とし、要所に彫刻を配して彩色を施し、妻飾は蟇股を据えた装飾性豊かな二重虹梁大瓶束とするなど、細部意匠にも技巧を凝らしている。
建物全体を漆塗りや彩色を施すのではなく、素地の上に彫刻部分のみ彩色を施している。
丹波地方の近世神社本殿としては最大級の規模を有し、顕著な地方的特色と意匠的独創性を備えており価値が高く、平成30年(2018)5月に重要文化財として答申されている。
平成24年(2012)からの保存事業が完了し、創建当初の姿を取り戻している。
《蟇股彫刻》
右側面(2面)
背面(5面)
左側面(2面)
正面(5面)
向拝(5面)
妻飾(左右各1面)
右
左
《脇障子彫刻》
右
左
《手挟彫刻》
《尾垂木彫刻》
《木鼻彫刻》
《鬼紋彫刻》
恵比寿
《破風拝紋彫刻》
大黒天
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