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兵庫県養父市 建屋のヒダリマキガヤ

Takinoya no hidarimakigaya, Yabu city, Hyogo

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May 5,2015 大野木康夫 source movie

所在地 兵庫県養父市能座548

根廻り15メートル、目通り幹囲7.35メートル、地上3.7メートルのところで南北の二大幹に分かれ南幹の高さ約25メートル、その基部の周囲約5メートル、北幹の高さ約23メートル枝葉は四方にひろがり、正しい円傘状をなし樹勢きわめて旺勢である。

種子は左巻きのもの大部分であるが稀に右巻きのものを交えている。

ヒダリマキガヤとして有数の巨樹である。

(国指定文化財等データベースより)

建屋は、播但連絡有料道路朝来インターと北近畿豊岡自動車道養父インターを結ぶ県道70号沿いにあります。

ヒダリマキガヤがある能座は、建屋の西に位置しています。

このカヤノキがある場所は、北垣国道の生家の跡です。

北垣国道は幕末の生野の変に参加し、後に鳥取藩に仕えて戊辰戦争で各地を転戦した後、明治政府の官僚となり、京都府知事として、東京遷都で活力を失った京都の再生のため、琵琶湖疏水を開通させました。

かつてはこの木のカヤの実で油を作っていたそうですが、現在は収穫したカヤの実を保存会(能座かやの木保存会)で販売し、その収益でカヤノキの保存事業を行っておられます。

カヤノキの南西に駐車場があります。

西側から

直近から

東側から

東側少し離れた道路上から

東正面から

南側から

アプローチの道路の途中から

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