石川県輪島市 アテの元祖
Ate,Wajima city,Ishikawa
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July 15,2018 瀧山幸伸 source movie
石川県輪島市門前町浦上
1268(文永5)年、源氏の流れをくむ泉三郎忠衛が、平泉(現在の岩手県平泉町)からこの地に移り住んだ時に持ち込んだと伝えられています。胴回り4メートル、高さ27メートルにもなる樹齢約800年の老木で、輪島塗の素材で県木でもあるアテの木の「元祖」と言われています。泉家の敷地内にあります。
(ほっと石川旅ねっと)
アテ林業の起源には、約800年前または約400年前に東北地方からもたらされた(青森ヒバ)という渡来説と、元々天然にあったものを活用して広がったという在来説がある。一方、縄文遺跡からアテ材が出土していることから、有史以前にすでに能登にアテが存在していたことが明らかとなっている。また、奥能登地域には天然生林が点在しており、東北地域や佐渡の天然林との遺伝的関係を調べた研究では、いずれの林分とも一致しないが佐渡の天然林により近いという結果が報告されている。また、石川県内で選抜されたアテの品種系統は、遺伝的に県内の天然生林に近いものがあるようである。これらのことから、アテは元々能登地域に天然に存在していたものと考えられる。
(「石川県輪島市のアテ林業」 東京大学大学院 農学生命科学研究科 森林科学専攻 森林風致計画学研究室 http://www.fuuchi.fr.a.u-tokyo.ac.jp/lfl/report/2015wajima/report.html)
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