香川県小豆島町 池田の桟敷
(Festival Stand in Ikeda, Shodoshima town, Kagawa Pref.)
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Jan.22,2017 瀧山幸伸
May 4, 2014 野崎順次 source movie
香川県小豆郡小豆島町池田1422
小豆島の池田港ぐるりマップを見ていたら、「野天桟敷 幅80m、高さ18mの石段づくり桟敷。古代ギリシアの野外劇場のよう。秋祭りには観客席となります。」とある。面白そうである。
これは国の重要有形民俗文化財に指定されており、種別は「民俗芸能、娯楽、遊戯に用いられるもの」である。
実測 932.26㎡。「この桟敷は、亀山八幡宮の秋の例祭に神輿の渡御や太鼓台の大練りを見物するために設けられたもので、江戸時代後期には構築されていたものと思われる。石垣づくりの桟敷は、自然の地形を巧みに利用したものである。」
(国指定文化財等データベースより抜粋)
自然の地形を巧みに利用した切石積の傑作である。桟敷の規模は幅六十四メートル、六−八段の階段からできており高さは約十五メートルもある。古代ギリシアの野外劇場を思わせる桟敷であり、秋祭の太鼓台や神輿の大練りを見物するために築かれたものと思われる。構築年代については立証すべき資料が見当たらないが、亀山八幡宮古図面から安政二年(1855)以前の築構と推定される。この桟敷の特色は規模の大きさもさることながら、桟敷のひとつひとつを村の有力者が占有していたが、後になってそれを売買できるしくみになったことである。なお亀山八幡宮の祭礼は十月十六日である。
池田町教育委員会
(現地説明板)
池田港から海岸沿いに東に歩いていたら橋があり、浅い川が流れている。小魚の群や小フグがよく見えた。
池田の桟敷
町史跡 平井兵左衛門氏政終焉の地
近くに五輪塔があり、正徳二年(1712)年貢の重圧を江戸幕府に直訴して、この地で斬首された氏政を顕彰している。
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