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香川県高松市 香川県立体育館

(Kagawa Prefectural Gymnasium, Takamatsu City, Kagawa Pref.)

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丹下健三の代表作、世界危機遺産
 Nature
 
 
 Water
 
 
 Flower
 
 
 Culture
 
和船に似せた吊り屋根構造
 Facility
 
 
 Food
 


November 4, 2017 野崎順次 source movie

香川県高松市福岡町二丁目18番26

設計: 丹下健三+都市・建築設計研究所(建築)

集団製作建築事務所(建築)

岡本剛構造設計事務所(構造)

建築設備設計研究所(設備)

施工: 清水建設㈱

構造形式: 地上3階一部半地下、鉄筋コンクリート造、高張力によるサスペンション構造

1964年に建設。設計者は丹下健三。競技場はスタンド席1300席収容。主に香川県民のスポーツ団体、大会などに利用されている。トレーニングルームは3種類ある上に、使用料金が安価で利用しやすい。家具は剣持勇デザイン研究所。1966年BCS賞。

2002年10月10日には全日本プロレスの興行が行われていた。

2012年7月に耐震改修のための調査を行っていた際、競技場の天井が落下する恐れがあることが判明したため、同年7月11日より競技場は使用中止となっている。1階のトレーニングルームは従来通り利用が継続された。しかしその後3度行われた耐震改修工事の入札がいずれも入札不調となったため、耐震改修は見送られることが決定。これに伴い当館は2014年9月末をもって閉館されることが決定した。

県は当館に代わる中核的体育館をサンポート高松に建設する予定である。

一方、閉館発表後に建築士などの有志による「香川県立体育館保存の会」が発足した。

(ウィキペディア「香川県立体育館」より)

【ニューヨーク=共同】歴史的建築物などの保存に取り組む米国の非営利団体「ワールド・モニュメント財団」(WMF、本部ニューヨーク)は16日、25カ所の「危機遺産」リスト(2018年版)を発表した。日本からは世界的な建築家、故丹下健三氏が設計し、老朽化のため閉館した香川県立体育館(高松市)が選ばれた。

 リストは緊急に保存・修復などの措置が求められる文化財を危機遺産と認定するもので、1996年版から2年ごとに作成。今回は今年のハリケーンや地震で甚大な被害が出たカリブ諸国やメキシコの被災地も含まれている。

(産経WEST 2017.10.17 10:11より)

正に和船の形で、両端の跳ね上がった内部に観客席がある。見てみたいが、入れない。とにかくすごい迫力である。西側が正面の東西棟である。西南から南側に回る。

          

正面の方に回り込み、入場口から南に回る。

                        

東側

     

北に回り、遠ざかりながら、全景に再々感銘を覚える。

             

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