香川県高松市 栗林公園
Ritsurin park,Takamatsu city,Kagawa
栗林公園
高松市栗林町一丁目20−16
国特別名勝
国の特別名勝に指定されている文化財公園の中で最大の広さを誇る。緑深い紫雲山を背景に六つの池と十三の築山を拝し、400年近い歴史を誇る江戸時代初期の回遊式大名庭園である。優れた地割、石組を有し、木石の雅趣に富んでいる。
紫雲山図
■■北庭方面から散策する
■周辺地図
■鴨場〜花しょうぶ園〜群かも池〜芙蓉沼近辺
■■西湖(せいこ)周辺
■周辺地図
■園内の西側に長く造られた池で、背景となっている紫雲山の山肌をうまく取り入れた景色が見られる。
■旧日暮里亭(ひぐらしてい)
江戸初期の大名茶室を今に伝える貴重な建物
■小晋陀(しょうふだ)
室町時代の石組の手法で作られた丘で、園内では最も古い石組で栗林公園が始まった場所ともいわれる。
■■南湖(なんこ)周辺
園内の重点場所。広さ7900㎡の池を中心に豊かな景観が広がる。池には3島と仙磯の岩組、偃月橋(えんげつきょう)がある。景色の変化が楽しめる。
周辺の遠景
■偃月橋
園内で最大の橋。弓張り月(半月)が湖面に影を落とす姿から命名された。
■野獣化した錦鯉?
■飛来峰(ひらいほう)
富士山に倣って作られた築山。ここから見る南湖方面の景色は園内随一の美景といわれる。
恋つつじ
南湖に浮かぶ杜鵑嶼(とけんしょ:杜鵑花とはサツキの漢名)は文字通りサツキの島。長年の刈り込みで偶然ハート形になったサツキが、近年「恋ツツジ」の愛称で呼ばれるようになった。
■椈月亭と周辺
代々の藩主たちが愛してやまなかったと伝えられる茶屋。本園の数ある茶屋風の建物の中で最も大きく、「大茶屋」と呼ばれていた。江戸時代初期に建てられた数寄屋づくりの建物で、優れた建築技術と景観を誇り、そのつくりは四方正面ともいえる珍しいもの。
■根上リ五松
徳川11代将軍家斉公から賜った盆栽の五葉松が大きく成長した。
■■北湖(ほっこ)周辺
南湖に次いで大きな湖。二つの島が浮かんでいる。
■周辺
■箱松・屏風松
南側の低い松が箱松、北側の高い松が屏風松。箱松の複雑な樹形は本園独特のもので、300年以上にわたる手入れの積み重ねで見事な枝ぶりに保たれている。
■日暮亭
茶道石洲流の茅葺の茶室。
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